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探し物はなんですか?

Life is beautiful 組み込みデバイスの開発にこそ必要な「おもてなし設計」

王道だけに、再確認したい。
誰に、何の価値を提供するのか、という骨をすっきり整理して共有することがとても大事。
「競合」や「お客様アンケート」なんてことばかり見ても、それはすでに過去と戦っていることになるので、後塵しか拝せない。

上記記事の例でいえば、「iPadキラーをつくる」といってもムダだし、「お客様アンケート」ばかり見たそうとしても、「高速で走る馬」はつくれても、自動車は提供できない。

安宅和人「イシューからはじめよ」英治出版にも出てきたのだが、そのぶれない骨を前提にして「解くべき問題」をみつけないと、量をこなすが質が低い「犬の道」を歩いて人生が終わるような気がする。

映画「七人の侍」じゃないけれど、戦う前に戦う同士をリクルートするのに上映時間の半分を割いているように、戦うリングを作ることに、もっと時間をかけたいものだ、とおもいました。