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見たものと、読んだもの

pioneer VSA-920 (AVアンプ) を購入、設置

購入経緯

今まで使っていたアンプは、20年前のKenwood製。(Trioじゃないよ)
さすがに、へたってきて、ついに音がでなくなった。RIP。
アンプがないと、HDDレコーダーの音声が再生できないので、かなり不便。というのも、HDDレコーダーは、CATVのSTBを兼ねているものであり、映像はD端子コンポーネント)でテレビに直結しているものの、音声はアンプ経由にしているからだ。「glee」など、音楽系の番組をみるときに、テレビ内蔵スピーカーは、ちょっと悲しい。よって、アンプを物色することに。

アンプへの要求仕様

  1. HDMI系で多くのケーブルをまとめられること
  2. 自動音場補正機能がついていること
  3. iPodなど、USBプレイヤーが再生可能なこと

そして、これを満たす中で、お手頃価格であること。
たいていのモノは、ある程度の段階までは、投資金額に比例して品質があがり、その分だけ満足度があがるのは事実だ。でも、防音室があるわけでもなく、大したコンテンツのコレクションがあるわけもなく、毎日ホームシアターを楽しむほどの時間もないので、自宅用のAVシステムは、「お手頃」の範疇で私には十分なのだ。

pioneer VSA-920を選んだワケ

上記三点を満たし、「展示品限り」でkakaku.comの最低価格を下回っていたから。BDプレイヤーがパイオニア製というのも、追加ポイント。すぐに購入して、手持ちで持ち帰り、すぐに設定した。
高級なアンプだと、重量級のトランスを内蔵しているため、手持ちでは帰れない。お手頃製品は、ここも地味に楽。

Pioneer AVマルチチャンネルアンプ VSA-920

Pioneer AVマルチチャンネルアンプ VSA-920

設定

接続構成図は、cacooをつかって作成した。(公開してないよ)
紙で書いてもいいのだけど、すぐに置き場所を忘れてしまうので、クラウドに置くのが楽。一から作らなくても、前の構成図をアップデートするだけで済む。使い回し万歳。
過去資産を活かす。
VHSプレイヤーを復帰させた。
旧HDD/DVD録再プレイヤーは、録再を活かすために、3RCAでIn/Outを両方接続。これで、VHS→DVDへのダビングができるはず。
CDプレイヤーは、HDMIケーブルのみにして、アンプと接続。
CATV-STB/HDD録再プレイヤーは、音声だけ2RCAで、アンプと接続。
映像出力はハイビジョン対応がD端子のみなので、テレビと直結。D→コンポーネント(5RCA)→AVアンプ→HDMIでテレビ、という配線も可能だが、AVアンプでAD変換する意味がないとおもい、止めた。
オーバースペックなところ
元々2chで組んだシステムの、アンプだけを入れ替える。このため、7.1chできるアンプであるが、フロント2chスピーカー構成。
サブウーハーは欲しい。でも、低音が響くのは近所迷惑かなとおもって、購入しない。
サラウンドスピーカーは、今の自宅の構成上、可動式にしないといけない=配線や掃除などがめんどくさい、ので、断念中。
ダウンスペックなところ
AVアンプなのに、最近のにはS端子がついていないのね。D端子も。私の使い方だと新型はHDMI、旧型はコンポジットで十分なので、不便はない。S端子ケーブルが、ちょっと余って、もったいないとは思うけどw (ま、サンクコスト、ですね。とほほ)

自動音場調整は、嬉しい

旧アンプのときは、むかって左側のスピーカーの音のほうが大きく聞こえる、という状態になった。左右のバランスをアンプで調整すると、一定以上の音でないと、バランスがとれなかった。これでは、夜にアンプをつけられない。
新アンプでは、自動音場調整が可能。セットする前は、やはり左側の方が大きい音だった。しかし、設定すると、いい感じの設定になった。さすが。
設定するときは、リスニングポイントに音場測定用の専用マイクを三脚で置く。アンプがスピーカーを自動認識、音を出してマイクでフィードバック。それで最適な音場をつくりだす。マニュアルにも書いてあるとはいえ、けっこう大きな音がでるので、注意が必要。絶対に夜にやってはいけません。

orzなところ

BDプレイヤーでわかっていたとはいえ、UIはなんとかならんかな、とおもう。マニュアル通りにしても、必要なメニューが出てこないということはざらにある。細かい設定をしようとおもえば、がんばってアンプと向き合う必要がありますね。今回は、簡単設置以外のことをやる気がないので、困ったり、欲望が出るまでは、このままで妥協しようとおもいます。