cafe de nimben

見たものと、読んだもの

パリに行ってきた(飛行機にのって、空港におり、ホテルにチェックインするまで)

お仕事なので、滞在期間=お楽しみ期間ではないのです。
とはいっても、初めてのフランス、初めてのパリ。
心躍ったのは確かです。楽しんだのも確かですw

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飛行機

行きの飛行機は、ボーイング777。細かい型番は覚えていない。
さすがにまだ、787は投入されていなかった。

けっこう新しいもので、一番びっくりしたのは、背もたれに埋め込まれたモニターの横にUSB端子(A型メス)があったこと。iPhoneの充電に利用できた。機内の共鳴音などの雑音がひどく、備え付けのヘッドフォンも雑音だらけで泣きそうだった。iPhoneで音楽を聴くことで音響被害を最小限に抑えることができたのは、不幸中の幸い。
たしかにこれだと、ノイズキャンセリングヘッドホン売れるのわかるよ。まぢで、旅先で買おうかとおもってしまった。

文句を言いながら、映画は2本見た。「X-men:First Generation」と「X-men」(この順番で)。
なんかサイボーグ009みたいだなとかおもいながら、頭をからっぽにしてみた。

Marvelのアメコミは暗いところがいいんよね。それをまともに受けてみてもよいし、茶化してみるのもよい。
全シリーズあったので、見ようと思わなくもなかったのだが、前述のヘッドホン問題でやめる。湿気がないところでずっと近距離で動画を見続けるのは、どう考えても目には悪いし。

シャルル・ド・ゴール空港 (第一ターミナル)

シャルル・ド・ゴール空港(CDG)は、なんか不思議な空間だった。

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古いんだけど、ミラノの空港のような感じではなかった。
『時計仕掛けのオレンジ』的な感覚。白く、あまり明るさに差がないチューブのなかを、勾配が一定ではなく動く歩道で移動するのは、last century modern。60年代のひとが夢見ていた2000年代というか。

市内への交通:バス利用してみた

市内への行き方がよくわからなかった。
ホテル直行のリムジンバスはない。荷物が多いので、地下鉄は利用したくない。電車はあんまりパリ市内までは乗り入れていないようだ。
悩んだあげく、凱旋門行きのリムジンバスを利用することにした。
Car airfrance Ligne 2。エールフランスとかいてあるが、べつにエールフランス便を利用しなくても乗れる。

空港からバス停にいくのは、そんなに長い距離ではない。
しかし、バス停はわかりづらい。
片道15ユーロ。ユーロ安のおかげもあるが、リムジンバスで東京から成田に行くよりはずいぶん安い。
(成田空港での交換レートは、1ユーロ=110円程度だった)
料金は、ドライバーのひとに、直接渡す。感熱紙印刷の領収書もくれる。
時間は、約60分。

フランス語はまったく聞き取れないので、かなり緊張した。
リムジンバスだから停留所は少ないので、乗り過ごしを気にする必要はないのは、気が楽だった。
パリの町並みは、古いせいなのか、排気ガスのせいなのか、すこし灰色によどんで見えた。
落書きがたくさんしてある。
治安は大丈夫なのだろうかと心配になった。ま、心配しても社用だから「いかない」という選択肢はないので、適切に対処するしかない。ここらへんは、動物的な勘しかないのだ。

バス停からホテルまで

ちょっとでもホテルに近い方がいいとおもったので、凱旋門にほど近い最初の停留所でおりた。
まだ治安が不安だったので、荷物が誰かにとられやしないかと心配だったので。
そこから、iPhoneGoogle Mapをみながらホテルまで歩く。
便利よね。地図だと方向も、自分が今いる場所さえわからなくなる可能性があるのに。
スマートフォンならGPSで自分のいるところも歩いて向かっている方向もわかる。ステキ。科学の勝利。
20分くらいで到着。

ホテルの部屋で、一休み+時差調整

予約もきちんと通っていたので(←これ、すごく大事。失敗していると、ほんとうに泣ける)さっそく部屋にとおしてもらって、バタンキュー。
したいところだが、時差に対処するため、がんばって22時くらいまでは起きておく。
実は、疲れて胃痛がひどく、眠れなかったのだった。
体を休めるのと、時差に対処するのを同時に行うのは、なかなかに辛かった。
そんななので、街を観察する気力もなく、湯沸かし器が部屋にないのを怒る気力もなく。
5ユーロもする冷蔵庫のエビアンのペットボトルで水分補給をしながら、ベッドによこたわって過ごした。

なかなか幸先のよい感じでしょ?