cafe de nimben

見たものと、読んだもの

パリに行ってきた(Cafe、Brasserie、Bistro編)

日本でよく見る店舗で、パリでほとんど見なかったのは、ファーストフードとコンビニ。
全滞在中で、スタバおよびマックは2軒(いずれも超有名観光地の近くのみ)、コンビニっぽいものはゼロ。

Pharmacie / ドラッグストア

朝早くからやっていて、それなりに物が置いてあるのは、pharmacie。日本の「ドラッグストア」よりも薬局に近い。食べ物も飲み物も売っていないが、ハローキティーは売っていた。謎。徒歩五分圏内にかならずある感じ。文字が読めなくても、緑十字の看板(たいてい電飾されている)が目印。

Brasseire / パン屋

食べ物系は、Brasseireの出番。パン屋といういいかたが一番近いかも。店舗内では食べられないが、バケットやおかずパン、スイーツやペットボトル飲料も売っている。朝早い分、夕方くらいまでしかやっていなかった。

Cafe / 喫茶店

朝からやっているCafeは見当たらなかった。棲み分けなんだろうな。Cafeは昼と夜のものみたい。Cafeは、コーヒーと軽食を出すところ。というよりも、お話しする場所。日本的なコーヒーはなく、イタリアンブランドのエスプレッソが席捲している。illyとかLAVAZZAとか。「ノマドカフェ」っぽいところはみあたらず。ケータイで話すひともいるけど、基本的にはその場にいる人との会話を楽しむのが主な感じ。

普通のカフェ。オープン直前。
f:id:nimben:20111029173404j:plain


一応スタバはあったが、観光客しか入っていなかった。
f:id:nimben:20111029182948j:plain

ペットボトルのお茶。緑茶? ジャスミン茶? 砂糖がいっぱい入っていて飲みきれなかった。異世界文字っぽいのは、おそらくただのデザイン。
f:id:nimben:20111029173513j:plain

Bistro

Bistroは、食べ物屋。定食屋っぽい感じでたくさんあるけど、チェーン店っぽいものはみあたらず。けっこう量は多め。イモ成分高い。味付けはけっこうシンプル。たぶんフランス料理のソースみたいなのは、グランメゾンにいかないと食べられないんじゃなかろうか、というくらい、ソースはシンプル。塩加減は日本より柔らかめで、私には好み。昼からグラスワインをいっぱいだけ引っかけるというのもアリ。前項でも書いたけど、パリのレストランの物価は日本の倍くらい(昼で12ユーロ〜。2011年11月現在、だいたい1ユーロ110円という史上最高の円高ドル安でも!)なので、現金で毎日Bistroで食すのは、辛そうな気がする。

という思いは当たり前にあるようで、食事のクーポンを社員にうっている会社もあるようだ。
会社がちょっと補助を出した金券を食事代として店に払うという寸法。いいかもしれない。

日本料理屋など

あと、日本料理屋というか、寿司屋がとてもたくさんある。海外で、中華料理屋よりも寿司屋がある街ははじめたみた。遭遇頻度は、Pharmaciaと同じくらい。食べる機会はなかったが、基本的にはファーストフードとして利用されているらしい。Bistroはそれなりに料理が出てくるまでに時間がかかるが、寿司屋ではすぐに出てくるんだって。あれだ、江戸前寿司とかサンドイッチの起源のような話だ。日本にも回転寿司朝食なんてあるしねぇ。原点回帰なのかしらん?