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自分は四捨五入して三次元が好きだと言うことがわかった

arts

京都国立博物館に行ってきた。狙いは鳥獣人物戯画である。

鳥獣戯画―国宝絵巻 (双書美術の泉 6)

鳥獣戯画―国宝絵巻 (双書美術の泉 6)

ETVの特集などで、予習はばっちり。烏帽子の裏映りの新発見などはワクワクして、よーし実物見ちゃうぞ、だったのだ。が。

一番萌えたのは、鳥獣戯画の蛙の相撲ではなく、別巻の麒麟でもなく、木彫りの狗児である。
なんだあの破壊的なかわいさの「しっぽくるん」っはっ!
なんだあの首からおしりにかけてのやわらかい曲線美は。

とりあえずここに本家のWebがあるので、みて萌えて欲しい。

さわりたい、ちょーさわりたい。愛でたい。
おそらく1000年くらいそうされてきたんだよ。あの犬の表面は撫でられすぎて、はげてしまったに違いない。
快慶、さすがだ(伝快慶作だから、明確な証拠はない模様)

おなじ部屋に展示されていた、狛犬と獅子の3セットもかわいらしかった。
阿吽の阿のほうは、犬と言うより子猫が「しゃーっ」と脅すときのような、かわいげがある。

その勢いで、できたばかりの平成知新館での「京へのいざない」展へ。

こちらも重文の大日如来不動明王、千手観音など、目を奪われる。
でかさは偉大です。
ローマの彫刻も、サンピエトロ寺院の上空に設置されていて、自然と畏敬の念がわき上がるみたいな、人間の本能というか摂理というかに逆らえないというか。

しかし、仏像って基本的に前からみることを前提にしているので、千手観音等々、腕の元である肩の始末がちょっと雑な場合があるのよね、後ろから見ると。
でも横から見る分にはOKなので、仏像は基本的に2.8次元と理解することにした。
優美な優美な曲線を堪能したのでした。