原作コミックでも身につまされた話。
死の受容五段階のプロセス。
- 否認
- 怒り
- 取引
- 抑鬱
- 受容
患者さんにとっては明後日の方向から、しかも自分以外の人も巻き込んでの受容をしないといけない。
技術的にはすぐに消化器内科に移送、手術が正しい。しかし、正しくとも受容されない治療には意味があるのか。
ここで時間をやれと説く岸先生って、ほんと偉いと思う。
退院時間が予想外に長くなって、癌化した後に再入院のリスクもあるわけだから、腹をくくらないとできない決断。
「正しくないと病理医じゃない。正しくだけだと医者ではない」みたいな感じだろうか。