cafe de nimben

見たものと、読んだもの

偶有性と必然性(なんのことはない、映画をどう見るかというお話)

都内で『マッドマックス 怒りのデスロード』の再演がきまったりと、見逃した映画を映画館で見られる喜びに打ち震える。

とはいえ、その場で流れてきたものをなんとなく見るという喜びも捨て難い。

最近だと『ザ・ヤクザ』や『2ガンズ』なんかがそう。自分ではたぶん選んでは見ないのだけど、CSで流れていたのを見ていたらなんとなく面白くて最後まで見た、というもの。

何でもかんでも自分の意思で決めて動くというのは、なかなかしんどいので、受動的に出会うというのもいいんじゃないのとおもう。自分で選ぶと、自分が見たいものしか選べない。受動的だと、選ばないもののなかに面白さを見出したり、他との関連性を考えたりするという、別の喜びがあったりする。

そういう適当さもいいなあとおもう今日この頃。