マインドフルネス入門として、よいまとめ。
これ系の本はKindleで買いたかったのだけど、なかったので、紙で。
時間がなかったり、都度見直したいときは、第5章だけをチェックリスト的に使えばよい。そういう意味で、とても使い勝手がいい。
文章も平易で、googleを横に調べながらでないと理解できないなんてこともない。
とくに、睡眠を中心にして1日を組み立てるという第二章はいい。若いと多少寝なくてもなんとかなる。そういう無理がきかなくなったときに、どこから組み立て直せばいいのかわからないのだが、睡眠から逆算するという発想は納得感がすごくある。
上記ページの中段にある三角形の話とジャストフィットするかな、なんておもったり。
仕事もそうだが、最終的には、手当てされた時間の中で一番よいものを得るにはどうしたらいいか、という有限リソース管理をするしかない。そうなったときに、一番大事にすべきは、きりがない「仕事」ではなくて、自身の調子。身体・精神のいずれの意味でも大事なのだとおもう。一生懸命仕事をしても、死んだらべつに仕事は何かを返してくれるわけじゃないからね。
平易に書いてあるだけに、食い足りないひともいうとおもう。瞑想系、食事系、姿勢系の本はいろいろでているので、趣味にあったものを選べばいいようにおもう。総合的にどうバランスさせるかという俯瞰的な絵を考えるうえで、わたしには役に立った。
