「リアル」が見つからない検索順位への不満は、Googleへの最後通牒か?

けっこう衝撃な発言なんですよね

www.huffingtonpost.jp

 

かつてはGoogleはインターネットの輝く未来の象徴だった。

様々な検索エンジンが乱立しているころ、直近の情報まで網羅し、探したいものが検索の上位にきていた。

それは、たくさんのひとからリンクを貼られているページは、それだけひとから参照されているということだから、それが最も有用な情報だということを原則にしてWebページの重み付けをするPageRank(TM) を中心にした考え方からきている。

もちろんそれをハックないし悪用するのが、SEO対策。大体の会社はGoogleに的を絞って、何かがリリースされたら、設定した言葉で検索したら、すくなくとも最初のページ、できれば一番上に表示されることをめざす。それを商売にしている会社もあるので、Googleアルゴリズムとイタチごっこが続いていた。

Googleで検索すると文字が出てくるし、(検索結果は)SEO対策されている。あとはスポンサー(広告)とかが上がってきて...ネットってリアルじゃない。Instagramは検索することで言葉より画像が表示される」

本当は、「正しい」重み付けで表示されることを頑張ってきたGoogleがこのように評され、それに対してある一定の評価がされるというのは、頑張ってきたヒーローがいつのまにか悪役に変わっていたかのような衝撃がある。

成長するビジネス分野としてはWebからSocialへという流れが大きな潮流であることが、構想ベースではなく現実に起こってきていることを実感する、とあるマイルストーンなのかなという気もする。

Googleが「世界中の」情報を整理し、という立ち位置で、SNSは「自分の知り合いの」情報を整理する。どうしても前者は中央集権的だし客観的だしデータ偏重主義だ。後者は狭い自分の目の届く範囲で、分散主義だし主観的だし感情主義だ。どちらが悪いということはない。MS対Googleのような巨人一騎打ちでもない。SNSはユーザが何をやりたいのかという主観によって、様々なものがある。どう使い分けていくのか。また「主観」であれば、できるだけシンプルにつくらないと誰も使わないし、できるだけ機能がないと他に移ってしまうし、というジレンマの中でどういうバランスを打ち出すのか、とても難しいことになるだろう。多産多死になることは必定。

また、先の見えない世界になって、ちょっとおもしろい。