ドラマ日曜劇場『99.9-刑事専門弁護士-』|TBSテレビ

丁寧に作られていていいね!

 

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山崎のパンとのコラボで名前をしり、第1話をたまたま時間が合って見た。

リアリティとファンタシーのバランスがよい。

リアリティとファンタシーの狭間で、この物語の芯となりそうなのが、なぜ班目所長(岸部一徳)が刑事専門部門を立ち上げたのか、というミステリー。

企業顧問弁護士の仕事で大エースの佐田(香川照之)を配置転換し、深山(松本潤)をヘッドハンティングしてまで立ち上げる必要があるのか。

すくなくともこの3話をみるかぎり、大赤字だとおもうのだ。しかし第2話で所長がちょっと牙をのぞかした感がある。「パスを後ろに投げても、前進するでしょ」という寓話的な正しさを口にするよりももっとタヌキな感じで物語を進めてくれるだろうところに、とても興味を惹かれている。

第1話の冤罪事件の謎解き、第2話の果たして本当に正当防衛なのか、現場百回と徒労を厭わない文脈での事実確認をするのは、多くのひとがここまでやりたいと思っていてもできないというファンタシーのレベルだから一定の溜飲をさげることができそうだ。

同時に、料理の話だとか、オカダカズチカ押しの榮倉奈々とか、ちょっとしたある意味無駄な描写をいれることで、マジになりすぎないようなリアリティコントロールをいれているので、ごりごりのミステリとしては見なくてもいいよといわれているのも、ハードボイルドすぎずによい。

第2話の伏線の張り方、回収の仕方は、脚本的にも演出的にも演技的にも、かなりよかったんじゃないかな。いろいろミスディレクションされたりしてうれしかった。

絵作りとしては、第1&3話はテレビで、第2話はTVer@Mac で視聴した感想でいうと、テレビ以上映画未満という感じがするので、大型テレビでみたほうがいいかも。

おすすめです。