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桜井画門『亜人』8巻

「デタラメ人間の万国ビックリショー」の新パターンはこれですか。(褒めています)

佐藤のアクションシーンが斬新!

 

亜人(8) (アフタヌーンコミックス)

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確かにこのパターンは考えつかなかった。しかしこの記述をするとなると、「そもそも亜人/人間とは何か」というオチをつけるのか、それともアクションシーンの面白さに寄与することに集中するという方向に行くのか、ますます先が見えなくなって面白くなってきた。

鋼の錬金術師』や『寄生獣』が前者ですね。ちょっと自信はないけど、『Xmen』は後者だとおもっています。

『亜人』は後者なんじゃないかな。理由は、主人公への共感度。ハガレンのエドは、完全に主人公で、話を進めるし共感しやすい。寄生獣の新一は、途中で一瞬見失いかけるけど、それでも主人公として、読者と共にある感じ。文体でいうと、第一人称視点か、第三人称単数視点。

『亜人』の永井は、行動原理が、ちょっと人間離れをしている感があって、うまくシンクロできないんだよね。ここは好みの問題かもしれないけど。読者の立場は、神の視点から観察している、という感じに近い。第三人称複数視点的。ドライでハードボイルドなところが、良い点でもあるのだけれど。

まあ、今は佐藤の異常性にあてられていて、今後がわからなすぎるんだけどね。

今回のアレは、中村慎也事件も含めて、「魂はどこにあるのか」というどデカイ問題提起になっちゃうから、きちんと「亜人とは何か」という風呂敷はたたんでほしいな。

 

鋼の錬金術師全27巻 完結セット (ガンガンコミックス)

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