こうやって読むと、スティーブ・ジョブズは、非常に魅力的なキャラクターだ。
元社員の話とか読むと、ただのクソ野郎にしかみえないときもあるのだが、このコミックで読むと「いやん、かっこいい王子様!」的な書き方で、暴君イケメンに翻弄されるヒロインという少女漫画の面持ちなのに、事実に基づくビジネス畠のお話というギャップが素晴らしい。
アップルはあこがれだった。
アップル製品を買うのは、iPodが安定し始めてからだったのだが、コンピュータ業界では常に良くも悪くも風雲児だったので、目が離せない存在だった。
このためこのコミックにでてくるエピソードは、濃いか薄いかは別にしてしっていることも多いのだけど、ケレン味があってとても読みやすい。
英雄はこのように捏造されるのだなともおもうけどね(エンターテイメントとしての褒め言葉)
あと、ゲイツが別の意味でクソ野郎でおもしろいです。
自分がやりたいことしか頭にない頭のいいクソ野郎がエゴ全開でやりたいほうだいやる物語っておもしろいなあ。