cafe de nimben

見たものと、読んだもの

PCオーディオfan No.3 (automn 2010) を今さら買った

以前、一瞬立ち読みしたが、時間が無くて買えなかった "PCオーディオfan No.3" を買った。

どこまで pure audio にこだわるか、と自分の立場で考えると、「PCはPCとして使える範囲で」という範疇から出るつもりがないことが、読んでわかった。PCオーディオは、 PCの範疇から出たらイカンだろうとおもうのだ。だって、PCが前提なので、OSのいらないプロセスを殺して回るんであれば、通常のPure Audioをやるべきで、別にPCで頑張る必要はないんじゃないかなとおもうんだよね。

あと「CDをこれからも大切に聴こう 光学ディスクドライブでCDのデータは正確に読み出されていないのか」は、よい実験記事だとおもった。結論としては、「正確に読み出されている」というものだ。エラー訂正などで、きちんと読み出されていると論理だって書いてあるのがいい。

この雑誌では触れられていないが、Ustreamの高音質化により、ストリーミングをいかに高音質で再生するか、についての記事がほしいですね。2010年末の、慶応大学による

* Arts for All - Streaming Live from Japan to the World in 3D & HD

なんかは、かなりいい感じだったのだけど、PCで聴くのはちょっともったいなかった。ロリン・マゼールだから通常のオーディオで聴きたかったなあ。

当たり前ながら、Ustreamを直接再生できるSTBは、まだない。
再生するなら、PCからUSB接続でD/D変換などして、デジタルアンプにつっこむしかないだろう。

そうなったとき、どういう構成を組むべきか。

ひとつは、上記のように、D/D変換して、オーディオ機器に突っ込む。もうひとつは、Ustreamに関しては妥協して、PCで再生するようにする。

ストリーミング系は、いまだにPCで再生する方が楽。
CDなどのメディアがあるものは、NASからEthernet/DLNAを経由して聴く。

これが現時点での、無理のない使い分けかなあ、なんておもったり。

にしても、映像系、なんとかならんのか。

という愚痴で、新春をはじめたりして。