cafe de nimben

見たものと、読んだもの

パリに行ってきた(ルーブル美術館編:サモトラケのニケ編)

さて、愛しの女神様を探しに行きます。
ニケは、ギリシャ神話の勝利の女神。英語読みだとナイキ。つづりは一緒でNIKE
ローマ神話だと、Victōria。英語だとヴィクトリア。
一般に、翼がはえている女性として表される。
ギリシャサモトラケ島(エーゲ海)でみつかったので、「サモトラケのニケ」と呼ばれる。発掘されたときはバラバラだったらしい。


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最初に発掘されたのは1863年。日本だと幕末。馬関戦争や薩英戦争があって、「やべ、外国と戦ったら負けるかも」という転換点。アメリカでは南北戦争。という年。

現在は、ルーヴル美術館の『ダリュの階段踊り場』に展示されている。まさに、神殿。

こういう見上げる感じです。階段の下から見ると、とても神々しい。うそ。けっこう人がいて、それどころじゃない感じです。
この展示の良さは、360度みられるところ。前も後ろも右も左も。左右なら見下ろしとまではいきませんが、真横くらいから見ることが可能。前からは、イタリア美術コーナーの先の喫茶室あたりから見下ろせます。後ろはすぐ壁だからダメだけど。



彫刻はこのほか、ミロのビーナスアウグスティヌスなどなど、たくさんあります。日の入り具合によって少しずつ味わいがかわっていくので、いつ、いつまでもいて飽きないですね♪