いい意味で歌舞伎ですな。
長瀬主演というのは、あんまりイメージになかったけど、見てみると悪くない。
原作の「岸京一郎」は目が細く、表情が見えにくい。長瀬は大きいのでそこが派手になってしまう。好みはもうちょっと顔の演技を抑えてほしいとはおもいつつも、たぶん病理医がなあなあにしようとする臨床医をやっつける歌舞伎という視点で演出をしているのだとおもうので、まあ、そういうものだとおもってみればおもしろいとおもう。
宮崎役の武田咲はわりとよい感じ。北大路欣也はどうかなw
原作
原作は、単行本ではなく月刊アフタヌーンでずっと追っている。
フラジャイル 病理医岸京一郎の所見(1) (アフタヌーンコミックス)
- 作者: 草水敏,恵三朗
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/11/21
- メディア: Kindle版
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ちょっと最近の連載は私の好みから外れかけているのだけれど、それでもこの初期のキレキレな感じは大好きなのであった。(具体的に言うと、火箱編の途中まで大好き、火箱編までは好き、いまは微妙なところに入りつつあるという感じ)
ドラマ第1話がかなり駆け足だったので、火箱編に突入してくれるのか、あるいはドラマオリジナル脚本にしてくれるのかまだまだ不明。できれば、高視聴率になって、火箱編は映画、だけどね。テレビよりはやりやすいきがするので。
おまけ:今週の病理診断
http://www.fujitv.co.jp/FG/shindan/index.html
これ、必見ですわ〜。
実例としてどういう顕微鏡検査をしたのかを掲示してくれていて、岸や宮崎が何をしていたのかを初心者にもわかるように解説してあるページ。
ドラマになる一番大きなうれしさは、本物の機材を持ち込んで撮影しているところ。
(一部に嘘があっても見破れないけれど、島津の顕微鏡はたぶん本物。エンドロールにも名前があったし。日清はスポンサーをして、「インスタントヌードル」ではなく「日清カップヌードル」を大写しにさせるべしw)
プライバシー問題があるのでそこに配慮して、なるべく本物を映像としてみせてもらえるとうれしいなあ。
継続視聴しよう。