対談番組の面白さを支えるMCにいとうせいこうとユースケ・サンタマリアというのが効いていておもしろい。
昔からホストがいる対談番組が好き。古くは Ryu's Bar という村上龍の番組だとか。
ゲストがおもしろいとおもしろいのは瞬間風速でいうとその通りなのだが、常連さんになって話を聞くという意味では、ホスト側と見る私との間でソリが合うかどうかが大事だと思う。
ホストが、50代のいとうせいこう(もうそんな歳なのね)と10歳年下のユースケ・サンタマリア。いとうせいこうは兄貴力があるとおもう。日本ヒップホップ界の先駆けのひとでありながら、どの年代、分野のひととも気負わずに仲良くしている感じ。ユースケ・サンタマリアも安定の自己開示力とあわせて、いい雰囲気になっている。
また、テレビ版とYouTube版があるのがおもしろい。二次利用できないのか、ときどきPVなどが「⚫️⚫️のPV」という黒地に白文字でかかれていたりするのがおもしろい。
2名ゲストのときが多いので、だいたい4名で番組をまわすから、深い話にはなりづらいのだけど、ちょっとだけ異分野のひとどうしだったりするので、なかなか気づかない視点がでてくることがあるてんが好き。たぶん、自然な感じで撮っているものを、編集でいろいろ上手く抽出しているんだろうなあ。
星野源とハマ・オカモトがゲストだったときは、全員がミュージシャンだったので、いろいろな視点がどうじにみられるのはよかった。
こういうテレビ局のアーカイブ付き番組YouTube版とTVerなどの見逃し視聴限定の広いサービスとで、どういうバランスのものが出てくるのか、このあたりは移行期としてどうなっていくのか楽しみ。番組がおわっても、そのまま残るのかどうかという点が怖くもあるので。
ちょろちょろアーカイブを漁ってみたい。