「こんな風にGoogleはやってる」とも「こんな風にGoogleはうまくいっている」解釈できるタイトル。実は今ひとつピンとこなかった。2014年の出版。もっと古びているかと思ったら、そうでもなかった。
- 作者: エリック・シュミット,ジョナサン・ローゼンバーグ,アラン・イーグル,ラリー・ペイジ
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2014/10/17
- メディア: Kindle版
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たとえば、Googleは「スマート・クリエーティブ」というカテゴリーの人材が一番大事で、彼らに成果を出してもらいつつ、彼らにいてもらい続けることが大事と思っていることはわかった。
しかし、最初期「エンジニア」が大事→(いつのまにか)「スマートクリエイティブ」が大事。いつの段階で「スマートクリエイティブ」に概念が拡張したのか。またエンジニアとスマートクリエイティブは排他関係にはない気がする。
たとえば、小さなGoogleがMSに対抗できるくらい大きくなる(立志伝的な)話、MSとの戦い、ソーシャルとの戦い、いろいろ仮想敵はいたと思うのだけど、その仮想敵を切り替えるタイミングは何かというようなところは、語られていない気がする。
何が「書いていない」のかを読むべき本なのかもしれない。
時間があれば、時間をおいて再読かな。半年くらいあけるかな。