cafe de nimben

見たものと、読んだもの

WOWOW/MBS『ベルセルク』

まじか、ベルセルク、アニメ化かよ。

第1巻が出たのが1990年。わたしにとってダークファンタジーの漫画といえば、これである。(だもんで『鋼の錬金術師』がダークファンタジーといわれているときに、全然ダークじゃねーじゃんとびっくりした)

1−14巻まで7月13日までの期間限定無料版が、Kindleで出ているので、興味のあるかたはまずこの世界観の合う合わないをお試しの上でご判断あれ。

あの世界観を、手書きでやるには工数が多すぎるのだろうけれど、3DCGで制作。

かなりゲームっぽい。『亜人』はまだSF的な現在の話なので、リアリティラインが個人的にギリギリセーフだったのだが、このゴチックダークファンタジーでは、違和感が大きかった。
原作に自身が準拠すぎという傾向があるので、次回以降はみないだろうなあ。
 
ただ
それは 剣というにはあまりにも大きすぎた
大きく 分厚く 重く そして大雑把過ぎた
それは 正に鉄塊だった
という「ドラゴン殺し」の説明ナレーションを、プロの口から聞けたのは、耳が喜んだ。