cafe de nimben

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TATE Modern / テートモダン 抽象画: モンドリアンたち

モンドリアンといえばイブサンローラン。

 

nimben.hatenablog.com

というのはこの映画で知ったのだけど、それのもともとを生では見たことがなかった。

Composition C (No.III) with Red, Yellow and Blue / Piet Mondrian / 1935

'Composition C (No.III) with Red, Yellow and Blue', Piet Mondrian | Tate

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抽象画の中でもモンドリアンって、白地に太い黒い線を描いて、てきとうにビビッドな原色を塗ればいいんじゃない? くらいにおもっていたので、あんまり美しいとか感じたことがなかった。

おかしい。なんかおかしい。

生で composition C (1935) をみると、すごくよく感じる。

興味深かったのはオーディオガイドで、むかしはリンゴの木を具象的に描いていて、どんどんそれが抽象化されて、鉛直水平方向の線になっていった様子がオーディオガイドの小さいスクリーンでも表示されていた。ちなみに5ポンド弱なので、ぜひ使おう。

 

むかしTATEリバプールで回顧展をやっていたらしく、その情報が残っていた。いいなあ、日本に巡回してくれないかな。

www.tate.org.uk

 

そして、その2次元のモンドリアンを三次元にしたような作品もあった。

Abstract in White, Green, Black, Blue, Red, Grey and Pink / Victor Pasmore / 1963

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'Abstract in White, Green, Black, Blue, Red, Grey and Pink', Victor Pasmore | Tate

単純になんかおもしろい!