すずめちゃんの、このセリフだけでも、このドラマは見る価値があった。
人を好きになることって絶対裏切らないから
知ってるよ、まきさんがみんなのこと好きなことくらい
絶対それは嘘なはずないよ
だってこぼれてたもん
人を好きになることって、勝手に溢れるものでしょ
溢れたものが嘘なわけないよ
最初はこのドラマ、なんかいけすかない感じだなとおもっていたのだけれど。
家森さんのウザさとか。まきまきさんの小狡そうな感じとか。
舞台劇調で少ない人数に閉じてやるのかとおもったら、クドカンが急にでてきてとか。
バランスが微妙に破調になっていて、ちょっとあざとさを感じていたのは事実。
でもあれだね、ウザさみたいなものは、ああこういうキャラなんだとおもえば、好きになるひともいるんだね。ぼくが今回そうなった。
一番感情移入したのは、クドカンの失踪理由回。あのすれ違い感は、泣けましたよ。
「全員片思い」という惹句は、ちょっと違う感じがしたけどね。
あと、吉岡里帆。ただのグラビアアイドルだとおもっていてごめん。あんなに目の笑わないイっている役ができるのはすごいなあ。