cafe de nimben

見たものと、読んだもの

カルテット

すずめちゃんの、このセリフだけでも、このドラマは見る価値があった。 

人を好きになることって絶対裏切らないから

知ってるよ、まきさんがみんなのこと好きなことくらい

絶対それは嘘なはずないよ

だってこぼれてたもん

人を好きになることって、勝手に溢れるものでしょ

溢れたものが嘘なわけないよ

 

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最初はこのドラマ、なんかいけすかない感じだなとおもっていたのだけれど。

家森さんのウザさとか。まきまきさんの小狡そうな感じとか。

舞台劇調で少ない人数に閉じてやるのかとおもったら、クドカンが急にでてきてとか。

バランスが微妙に破調になっていて、ちょっとあざとさを感じていたのは事実。

でもあれだね、ウザさみたいなものは、ああこういうキャラなんだとおもえば、好きになるひともいるんだね。ぼくが今回そうなった。

一番感情移入したのは、クドカンの失踪理由回。あのすれ違い感は、泣けましたよ。

「全員片思い」という惹句は、ちょっと違う感じがしたけどね。

あと、吉岡里帆。ただのグラビアアイドルだとおもっていてごめん。あんなに目の笑わないイっている役ができるのはすごいなあ。

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シューベルト「死と乙女」 アルバン・ベルク四重奏団