面白かった。読後感が何かに似ていると思ったのだが、これ犯罪もののハードボイルド小説だ。
リモワのスーツケースに100ドル札を詰め込んでみた。クラシック フライトの 44 ℓ には210万ドルが限界だった。入り切らない100ドル札の束がベッドの上を占領している。いくらあるのかを数えるのも面倒だった。
猫組長; 西原 理恵子. 猫組長と西原理恵子のネコノミクス宣言 (SPA!BOOKS) (Kindle Locations 665-667). 株式会社 扶桑社. Kindle Edition.
映像が頭の中に出てくる。Vシネの画面の粗さで再生される。ハードボイルドだ。事実と、倦怠と、暴力の匂いがする非日常。
『アメリカン・ハッスル』から恋愛成分を抜いたような用意周到さとか。
当たり前ながらすでに抜け道が塞がれている手口しか記述されていないのだろうけど、それでも知らないことだらけで面白かった。
この中のネタを組み合わせた映画は見てみたいかな。あんまり日本色がないのでハリウッド映画でもいいような気がする。