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見たものと、読んだもの

久しぶりの『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』

ヱヴァンゲリヲン新劇場版序破Qが、YouTubeで五月三日までの期間限定無料公開をやっていたので、久々に見る。最終話となるはずの物が今年六月に公開予定(コロナのせいで未定になった)だったので、そのプロモーションの一環なんだろうなと思う。

面白かったのは、日本語字幕版も同時に公開されていること。早口だったり初見殺しで聞き取れない単語はたくさんあるから、これは親切だった。


【公式】ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q EVANGELION:3.33 YOU CAN (NOT) REDO.

序は、ほぼテレビ版通りで、映像がすごくきれいになったやつ。

破は、ファーストシーンから今まで出たことのないキャラが出てくるものの、大筋は同じのもの。

Qは、今までとは全く別の世界。破の最後についてくる予告編の映像は一切使われず、そのあとの世界。いわゆる0.5話みたいな感じで、作ってくれてもいいんやで?

 

Qが公開されたのは2012年で、もう8年も前のことになる。ゴッドファーザーの2と3が16年空いているので、その半分だと思えば長くない、のか?

 

久しぶりに見たが、映像はやはりきれいだ。3DCGと2Dの差はわかりにくいし、照明などもよく考えられていて、無駄がない。

Qは、劇場に見にいって、なんじゃこれと思って、次のものを見るまでは評価しないと思って封印していたのだ。考えとしては Back to the Futureの2の評価を3を見終わるまで待つという感じ。

で、Qは、前回と全く別方向の感想を持った。「シンジくんに誰も何もきちんと説明しようとしていないのは、流石にかわいそうでしょ」というコミュニケーションエラーに対する憤りだった。前回は、ポカンとしすぎて、そこまで細かいところに頭を回せていなかった。説明されない情報量がとても多かったので。

14年も立って、自分の半分くらいの歳の人に、まるっきり説明せずに「ガキ」というのは、ちょっと酷くないですかね。

あと、今まではループ物だよ、と言っている人がいるのは知っていたけど、今一つそういう感じでは見ていなかったのだが、ようやくその意味がわかった感じ。カオルくん視点だとループものっぽいよねぇ。

 

新作。正式には「:||」と書いてあって、リピートマークなので、また新しいループが始まるということなのか、どうしたいんでしょうね。


シン・エヴァンゲリオン劇場版 特報2

漫画版

ついでに、漫画版も読み返した。Kindleなのでいつ読んだのかが分かるのが面白い。前回は2014年だった。

 結末の説明の納得感は、テレビ版、旧劇版よりも大きいので、こちらもおすすめ。