和風闇鍋ウエスタン。
と言うのを公式が言うようになったのがいつかはわからないのだが、これは言い得て妙だ。
最終章突入を記念して、9月17日までの限定で「となりのヤングジャンプ」で全話無料で読めるので、ぜひ読んで欲しい。
最初は、アイヌの少女アシリパさんと、日露戦争帰りの不死身の杉元が、北海道を巡り、ご当地グルメを食べ、ヒンナヒンナと楽しみながら進んでいく日常系の話になるかと思っていたのだが、全然違った。
いや、そういう部分もあるんだが、それが「闇鍋」なところ。
闇鍋は、何が入っているのわからないと言う意味でもあるし、江戸から明治政府になった時代の闇という意味もある。
楽しい話、ヒンナな話ももちろんあるのだが、苦味も、塩味も色々と激烈に効いている。
んー、まあ、説明するだけ陳腐になってしまいそうなので、とにかく面白いから読んで、とだけ描いて終わることにする。