cafe de nimben

見たものと、読んだもの

2022年面白かった美術展

コロナが落ち着いて来つつあるので、ちょっとは行けた。

2021年はどこにも行かなかった(行けなかった)ことを考えると、良化。

 

フェルメール

知識的に面白いなあと思ったのは、春のフェルメールフェルメール『窓辺で手紙を読む女』の修復前後を見ることができたのは楽しかった。

 

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昔はそんなにフェルメールに惹かれなかったのに、どうしたことか。適度な謎がそそるのか?

www.rijksmuseum.nl

来年早々にアムステルダム美術館でフェルメール展をやるのだけれど、遠いけど行きたいなあと思うほど。2018年の上野の森美術館でのフェルメール展よりも多いんじゃなかろうか。

 

リヒター

名前は聞くけど、よくわからなかったのだが、まるッと見ることができたので概要が掴めてきたのは嬉しい。

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大型の作品が多かったのもあり、迫力を感じた。

『ビルケナウ』はどう解釈というか、咀嚼していいのか、いまだにわからないのだけれど。

ロスコーもそうだけど、何に執着しているのか対象はわからないけれど、執着しているという熱量だけはビンビンに感じるので、抽象画って面白い。言語化できないモヤモヤを解き明かすというか、それを見て、自分が知らない自分の感じ方に気づくというか。

 

オールスター:トーハク150年

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国宝がこんなに一堂に見られるのは楽しい。

やはり、金箔が背景にある絵画が好きだなあ。狩野派、長谷川派、琳派、そして若冲

サントリー美術館『京都・智積院の名宝』は、ほぼ同時期開催のトーハクにお客が取られたのか、人も多くなく、じっくり等伯を見れたので眼福でした。

美術館を超えて、自分で線を引くのって、面白いよねぇ。

 

今年は、前後期で展示替えがたくさんあるものが多かった。

『国宝 東京国立博物館のすべて』『日本美術をひも解く』なんかは、目玉が変わるくらいの。

そして、前期後期両方見る場合の割引については、やっぱり考えてほしいなあ。

もっと気軽に行けるので。まあ、そんなにいくなら会員になれ、という話かもしれないけれど。

 

2023年

今年はあんまり彫刻に触れる機会がなかったので、来年はたくさん見れるといいな。

#空也さんが彫刻系では一番良かった。

 

テートやルーブルの作品が来るようだけど、まだ、彫刻系はアンテナに引っかかっていないので、もうちょっと待ちなのか、美術館ではなく、教会やお寺さんに行けということなのか。はてさて。

国外だと、アムステルダム美術館のフェルメール展がすごいんだけどね。行きたい。

 

さて、来年は何を見ましょうか?

最後に、皆さんのご健康とご多幸をお祈りして。

 

付録:今年行った美術展

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