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見たものと、読んだもの

森美術館

塩田千春展:魂がふるえる@森美術館

塩田千春の展示は、『不確かな旅』の写真のイメージが峻烈だった。が、生で観ると別のもののようだった。 入り口からなるべく全体を撮ってみる。天井の高さも活かされていて、人が赤い糸の渦に飲み込まれているようにも見える。 照明も赤い糸越しになるので…

建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの @森美術館

間が空いてしまったが、単純に行く機会がなかったからである。 www.mori.art.museum 実際に入れるものもあったりと、体験型アトラクションが多くて楽しかった。『レアンドロ・エメリッヒ展』でも『リー・ミンウェイとその関係展』 でもそうだったけど、森美…

レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル@森美術館

二つ名は、鏡づかい、ですね。体験型アートとして楽しかったです。 基本的に、視覚認知を混乱させて、ユーモアを持って体験させるというもの。他のお客さんたちも、感心しているというよりも、みんな笑顔でした。 六本木だし、夜10時までやっているので、ノ…

リー・ミンウェイとその関係展にいってきた @森美術館

芸術は、今ある観念に対して「ほんとうにそれが美しいの?」と壊す力がある。おおくの現代芸術は、壊すところで終わっているんじゃないかとおもう。それは、ワケのわからないものを「芸術的」と皮肉ったものそのものかもしれない。しかし、リー・ミンウェイ…