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見たものと、読んだもの

新国立劇場バレエ団「ニューイヤー・バレエ」2020

新国立劇場バレエ団を久々に。 今年、吉田都が芸術監督になり、最初の作品が10月のピーター・ライト版『白鳥の湖』のようだが、どう変わるのかな。 新国立劇場バレエ団は、背格好の揃った手足の長いダンサーが踊っているので、とても見栄えが良い。華奢すぎ…

イズマイル・バリー「みえないかかわり」@銀座メゾンエルメス フォーラム

今年初めての美術館巡りは、銀座メゾンエルメスだった。イズマイル・バリー「みえないかかわり」展の最終日に駆け込み。 www.hermes.com 銀座メゾンエルメスは、レンゾ・ピアノが設計し、2001年にオープンした。 2018年に隣接するソニービルが解体されたので…

2019年美術展振り返り

今年をトップ3+1で、振り返り。 今年は、なんと言ってもアムステルダム にいって修復直前の『夜警』をアムステルダム 国立美術館で見たのと、そのお隣のファンゴッホ美術館に行ったというのが、最大のハイライト。 アムステルダム国立美術館の記事が大量…

大英博物館『マンガ展』の図録

ラッキーなことに、大英博物館でやっていた『マンガ展』の図録を手に入れた。 magazine.manba.co.jp これをざっと見るだけで、行くべきだった展覧会だということがわかった。 メインキャッチの絵が、『ゴールデンカムイ』のアシリパさんだったから、現代によ…

末次由紀『ちはやふる』映画版と合わせて

漫画の『ちはやふる』と映画のそれとは、違うんだけど一緒の物語のように思う。 Kindleまとめ買い版 [まとめ買い] ちはやふる 作者: 末次由紀 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 漫画版の『ちはやふる』はまだ完結していない。しかし、第1巻の…

クリムト展 - ウイーンと日本1900 @東京都美術館

クリムトを生で見るのは初めて。 素晴らしかったです。 Webサイト https://klimt2019.jp/ ユディトⅠ By グスタフ・クリムト - http://www.belvedere.at/en/sammlungen/belvedere/jugendstil-und-wiener-secession/gustav-klimt, パブリック・ドメイン, Link …

特別展「国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅」 @東京国立博物館 平成館

『阿・吽』以来、私の中で空海がブームなのだが、東寺も重要ポイントですね。 割と昔からお寺さんは好きで、その中でも東寺は雰囲気が好きなのと京都駅から近くて便利が良かったので、よく行っていました。今回はそのときわからなかったことを知ることができ…

日本橋ヨヲコ『少女ファイト』講談社

気にはなっていたんですよ、この作品。 Kindleで3巻まで無料。まとめ買い(現在合計15巻。未完結)が20%オフだったので、これを機会に購入。 もっと早く買っておけばよかった。 [まとめ買い] 少女ファイト 作者: 日本橋ヨヲコ メディア: Kindle版 この商品を…

原三渓の美術 @横浜美術館

原三渓なる人物を知らなかったのだが、孔雀王は大好きということで行ってみたが、いやいや大コレクターですね。下村観山の生活の面倒も見るとか、パトロンでもあり。 アーティストとしての原の、白蓮はなんとも穏やかで静謐で、夏の朝の夜明け直後のような爽…

塩田千春展:魂がふるえる@森美術館

塩田千春の展示は、『不確かな旅』の写真のイメージが峻烈だった。が、生で観ると別のもののようだった。 入り口からなるべく全体を撮ってみる。天井の高さも活かされていて、人が赤い糸の渦に飲み込まれているようにも見える。 照明も赤い糸越しになるので…

クリスチャン・ボルダンスキー『Lifetime』@国立新美術館

お盆が近いせいか、死というか冷凍された過去を解凍するような展示会のように見えた。 この直後、塩田千春を見にいったのだが、なんとなく繋がっているような感じでよかった。死と不在と記憶。 どちらの作家さんも初見で、予備知識なし。 クリスチャン・ボル…

IWM Londonこと帝国戦争博物館 London

Vauxhall で降りたら、考えるのは二つ。Tate Britain とIWMこと帝国戦争博物館のどちらに先に行くか。 ついたのが9:30ごろ。開館はどちらも10am。となると待つのがだるいので、遠い方から攻める。となると、IWMである。 帝国戦争博物館は、すごかったのだ。…

Adam McKay 『バイス / Vice』2018米

題名を、悪徳のViceと、副大統領のVice PresidentをかけたVICEにしたことと、クリスチャン・ベイルの演技はよかった。 ベイルって、議員になったばかりの三下的な感じと、息子ブッシュから事実上の全面委任を受ける時の悪い表情が、本当に同一人物が演じてい…

ブラッドリー・クーパー『アリー/ スター誕生 / a star is born』2018米

ブラッドリー・クーパー / Bradley Cooperの初監督作品。主演も務める。 というより、レディ・ガガ/ Lady Gagaの初主演作品という方が通りが良いか。 ちょっとダレ場があるっちゃあるけど、ガガの歌で全部持ってくから、ずるい。キャスティングの勝利なので…

ピーター・ファレリー『グリーンブック / Green Book』2018米国

黒人差別を描く映画の典型の極みという感じがする。ハリウッド的どストレート。 2018年のオスカー作品賞受賞。 GREEN BOOK Trailer (2018) 普通に考えたら、オーソドックス過ぎるが故に退屈極まりない映画になるところが、そうで無くしたのは、役者の力。 で…

ペク『ビューティー・インサイド』2015韓国

Netflixにあったので見ました。ラブコメかと思ったけど、純愛映画でしたね。 映画『ビューティー・インサイド』日本オリジナル予告編 設定と総論 起きるたびに別の人になっている男、という設定だけで百億点というのは変わらず。 二時間ちょっとあるので思っ…

平成映画個人的ランキング

平成も終わったので、個人的平成ランキング作ってみようと思ったら、結構大変だった。選べないよねぇ。毎年ベストテンとか発表している人ってすごいな。 平成映画(洋画は日本公開年)の個人的ノミネート作品 元年/1989:Die Hard/ダイハード 3年/1991:T2/…

さらば、アムステルダム。本当に、アムステル川にダムがあるのか

アムステル川にダムがあるから、アムステルダム 【0655・2355】さらば、アムステルダム ↑ 埋め込みだと再生されないので、再生するときは直接YouTubeへどうぞ♪ 本当かどうか行ってみた。流石に、アムステル川を全部歩くわけには行かないので、部分だけです。…

王宮 @アムステルダム

ダム広場に立つ王宮は、昔オランダ王家が住んでいた王宮とは言っても、現在はハーグ在住。このためアムステルダムの王宮は一般公開されている。 The Central Hall of the Palace 一番の大広間、 The central hall of the palace 入って真正面の上側には、地…

Treasury! @エルミタージュ美術館 アムステルダム別館

アムステル川の川ぞいに、クラーナハを発見 Hermitage Amsterdam クラーナハ、前に上野に来ていたのだが、見られなかったのだよなあと思っていると。 Hermitage Amsterdam with Tulip 奇跡のように旗が絡まるという。(ちなみによく見ると、最初の写真の左側…

ファンゴッホ美術館で彼の絵の流れを知る

ファンゴッホ美術館は、アムステルダム国立美術館の隣にある。 正確にいうと、間にMOCO美術館がある。 www.vangoghmuseum.nl チケット 建物 Painting by Georges Seurat, 1883 - 1884 自画像 1886年 自画像 パリ 1887年 花咲く梅の果樹園(広重の模写) パリ…

2F Gallery of Honour [通常展9/9] @アムステルダム国立美術館

8回に渡ったアムステルダム国立美術館通常展編。これが最後。 階段を上がって "Great Hall" から "Gallery of Honour" を通って、"Nightwatch Gallery" に行き、『夜警』を楽しむというのが、王道でしょうか。 Great Hall ここのステンドグラスが素敵。 4種…

3F 1900-2000 [通常展8/9] @アムステルダム国立美術館

フロアへの生き方がわかりづらいのと、収蔵点数が少ないので、ちょっと難関。 しかし、Yves Saint LaurentのMondorianがみれたのは大収穫。 Mondrian Dress (1965) Yves Saint Laurent By Yves Saint Laurent (photographed by Grey Geezer) - Own work, CC …

2F 1650-1700 [2/2 きれいなアスパラと][通常展7/9] @アムステルダム国立美術館

窓のところが、意図的にかどうかは別としてこんな感じで素敵だった。 個人的に好きな静物画は、アスパラガス! Stilleven met een bosje asperges. アスパラガスのある静物画(1697)Adriaen Coorte By アドリアーン・コールテ - www.rijksmuseum.nl : Home : …

2F 1650-1700 [1/2 海軍パワー][通常展6/9] @アムステルダム国立美術館

海軍パワー! オランダ黄金期である17世紀を支えたのが海軍力。 この17世紀前後のオランダ史をざっくりまとめると。 16世紀、スペイン・ハプスブルク家で統治されていたネーデルラント。プロテスタントであるオラニエ公ウィレム1世が徐々に勢力を伸ばし、157…

2F 1600-1650[通常展5/9] @アムステルダム国立美術館

Satyr and Nymph 1623 Gerard van Honthorst By ヘラルト・ファン・ホントホルスト - https://www.rijksmuseum.nl/nl/collectie/SK-C-1759, パブリック・ドメイン, Link 生々しい肉欲の悦び。サテュロスは「自然の豊穣の化身、欲情の塊」なので、しょうがな…

1F 1800-1900 [2/2 犬とファンゴッホ][通常展4/9] @アムステルダム国立美術館

19世紀後半は、ちょっと政治から離れましょう。 犬ですよ、犬。現在のアムステルダムの街でも大小様々な犬が散歩させられていましたが、2次元の犬も、これがなかなかかわゆい。 犬の芸術 Portrait of a young woman, with "puck" the dog. (1879-1885) Thér…

1F 1800-1900 [1/2 オランダ王国成立期][通常展3/9] @アムステルダム国立美術館

ファンゴッホのあるウイングだが、前半はフランスとの戦い。 フランス革命軍によって、1795年にフランスの衛星国バタヴィア共和国となる。その後、初代ナポレオンの弟のルイ・ナポレオンを国王とするホラント王国が1806年に樹立される。苦難の歴史である。せ…

0F 1100-1600[通常展2/9] @アムステルダム国立美術館

独り歩きの悪いところで、見た順番がバラバラなので、一応年代別に並べ替えて書きます。アムステルダム国立美術館、構造が複雑で一本道ではないので、自分のいた場所が今ひとつ振り返っても、恥ずかしながら、よくわからないので。 階段などにフロア図がある…

0F: アジアパビリオン [通常展1/9] @アムステルダム国立美術館

レンブラントシリーズ書き終えたので、そのほかのアムステルダムを。 ここからはアムステルダム国立美術館の通常展について9回で書きます。収蔵品が多くて長くなってしまった。 ヨーロッパ式なので、地上階=0階、1階、2階という表現になる。日本だとこれで1−…