cafe de nimben

見たものと、読んだもの

キャンプにハマりつつある理由

忙しいという字は、心(りっしんべん)を亡くすと書く。

心を亡くすと言っても、実際には死んでいない。脳みその稼働するためのパワーがなくなることだ。なくなると、あんまり複雑なことや、多くのことを考えるのは難しくなる。難しいなら、やれることは簡単なことに限られる。

 

ということで、ゆるキャン△だ。

yurucamp.jp

www.tv-tokyo.co.jp

 

なんと言っても、悪い人は出てこない。安全な世界で、誰かを脅かそうという人はいない。その中で、のほほんと、ゆっくりまったり、時が過ぎていく。

実写版もアニメ版もだが、そういう空気感があるので、特になんということもなく見ていられるのがありがたい。

 

実はキャンプは、多くの人がそうであるように、夏に、グループで、車でするものだと思っていた。冬に、ソロで、徒歩で行うものだとは考えていなかったのだ。

私がキャンプをしていたのは小学生とか中学生時代だったので、道具もいろいろ進化している。メスティンとか、吊り下げ型テントとか、まるっきり知らない単語でいっぱいだった。

 

実際にやってみたいなと実行に移したのは、昨年の秋口。キャンプというよりもチェアリング。海辺の公園の木陰で、ヘリノックスのチェアに座るというところから。

暑過ぎない時に、海を、遠くを見ながら風に揺られるというのは、新鮮な感動だった。

地べたの座るのではなく、椅子に座ってそれをするというのも、私には新しかったし、快適だった。

海辺では、テントやタープを張っている人もいた。そうすると、プライバシーが守れる。そうすると、買って試したくなる、という順序だ。

 

コロナが蔓延している時期でもあるので、なるべく人と離れたいとなると、このキャンプってやつは良い。

 

2年くらい前からそう思う人が増えて、キャンプブームになったらしいということはわかったが、流行るにはそれに見合う理由があるもんだなと、もうちょっと早く飛びつけば良かったと思った。