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見たものと、読んだもの

arts

IWM Londonこと帝国戦争博物館 London

Vauxhall で降りたら、考えるのは二つ。Tate Britain とIWMこと帝国戦争博物館のどちらに先に行くか。 ついたのが9:30ごろ。開館はどちらも10am。となると待つのがだるいので、遠い方から攻める。となると、IWMである。 帝国戦争博物館は、すごかったのだ。…

Treasury! @エルミタージュ美術館 アムステルダム別館

アムステル川の川ぞいに、クラーナハを発見 Hermitage Amsterdam クラーナハ、前に上野に来ていたのだが、見られなかったのだよなあと思っていると。 Hermitage Amsterdam with Tulip 奇跡のように旗が絡まるという。(ちなみによく見ると、最初の写真の左側…

ファンゴッホ美術館で彼の絵の流れを知る

ファンゴッホ美術館は、アムステルダム国立美術館の隣にある。 正確にいうと、間にMOCO美術館がある。 www.vangoghmuseum.nl チケット 建物 Painting by Georges Seurat, 1883 - 1884 自画像 1886年 自画像 パリ 1887年 花咲く梅の果樹園(広重の模写) パリ…

2F Gallery of Honour [通常展9/9] @アムステルダム国立美術館

8回に渡ったアムステルダム国立美術館通常展編。これが最後。 階段を上がって "Great Hall" から "Gallery of Honour" を通って、"Nightwatch Gallery" に行き、『夜警』を楽しむというのが、王道でしょうか。 Great Hall ここのステンドグラスが素敵。 4種…

3F 1900-2000 [通常展8/9] @アムステルダム国立美術館

フロアへの生き方がわかりづらいのと、収蔵点数が少ないので、ちょっと難関。 しかし、Yves Saint LaurentのMondorianがみれたのは大収穫。 Mondrian Dress (1965) Yves Saint Laurent By Yves Saint Laurent (photographed by Grey Geezer) - Own work, CC …

2F 1650-1700 [2/2 きれいなアスパラと][通常展7/9] @アムステルダム国立美術館

窓のところが、意図的にかどうかは別としてこんな感じで素敵だった。 個人的に好きな静物画は、アスパラガス! Stilleven met een bosje asperges. アスパラガスのある静物画(1697)Adriaen Coorte By アドリアーン・コールテ - www.rijksmuseum.nl : Home : …

2F 1650-1700 [1/2 海軍パワー][通常展6/9] @アムステルダム国立美術館

海軍パワー! オランダ黄金期である17世紀を支えたのが海軍力。 この17世紀前後のオランダ史をざっくりまとめると。 16世紀、スペイン・ハプスブルク家で統治されていたネーデルラント。プロテスタントであるオラニエ公ウィレム1世が徐々に勢力を伸ばし、157…

2F 1600-1650[通常展5/9] @アムステルダム国立美術館

Satyr and Nymph 1623 Gerard van Honthorst By ヘラルト・ファン・ホントホルスト - https://www.rijksmuseum.nl/nl/collectie/SK-C-1759, パブリック・ドメイン, Link 生々しい肉欲の悦び。サテュロスは「自然の豊穣の化身、欲情の塊」なので、しょうがな…

1F 1800-1900 [2/2 犬とファンゴッホ][通常展4/9] @アムステルダム国立美術館

19世紀後半は、ちょっと政治から離れましょう。 犬ですよ、犬。現在のアムステルダムの街でも大小様々な犬が散歩させられていましたが、2次元の犬も、これがなかなかかわゆい。 犬の芸術 Portrait of a young woman, with "puck" the dog. (1879-1885) Thér…

1F 1800-1900 [1/2 オランダ王国成立期][通常展3/9] @アムステルダム国立美術館

ファンゴッホのあるウイングだが、前半はフランスとの戦い。 フランス革命軍によって、1795年にフランスの衛星国バタヴィア共和国となる。その後、初代ナポレオンの弟のルイ・ナポレオンを国王とするホラント王国が1806年に樹立される。苦難の歴史である。せ…

0F 1100-1600[通常展2/9] @アムステルダム国立美術館

独り歩きの悪いところで、見た順番がバラバラなので、一応年代別に並べ替えて書きます。アムステルダム国立美術館、構造が複雑で一本道ではないので、自分のいた場所が今ひとつ振り返っても、恥ずかしながら、よくわからないので。 階段などにフロア図がある…

0F: アジアパビリオン [通常展1/9] @アムステルダム国立美術館

レンブラントシリーズ書き終えたので、そのほかのアムステルダムを。 ここからはアムステルダム国立美術館の通常展について9回で書きます。収蔵品が多くて長くなってしまった。 ヨーロッパ式なので、地上階=0階、1階、2階という表現になる。日本だとこれで1−…

レンブラント[5/5] オランダ黄金時代のポートレート展 @エルミタージュ美術館アムステルダム別館

Portrait Gallery of the Golden Age @Hermitage Amsterdam https://www.hollandersvandegoudeneeuw.nl/en レンブラントシリーズ、最後です。 サンクトペテルブルクにあるエルミタージュ美術館の別館が、アムステルダムにある。 ここが開館10周年記念展をや…

レンブラント[4/5] レンブラント広場/Rembrandtplein

レンブラントのためにアムステルダムまできたので、レンブラントというものは制覇してやろうという思い出、レンブラント展→レンブラントハウスときたら、レンブラント広場である。 これは公園だ。レンブラントの『夜警』をモチーフに、銅像が並べてあり、そ…

レンブラント[3/5] レンブラントの家 / MUSEUM HET REMBRANDTHUIS

レンブラントの家と言っても、旧居を改造した博物館である。 https://www.rembrandthuis.nl/?lang=en レンブラントの家の外観 特別すごい美術品があるわけではないが、レンブラントが実際に絵を描くときに使った部屋を、当時のように再現してあるのが面白い…

レンブラント[2/5] オール ザ レンブレント@アムステルダム国立美術館 (2/2 鑑賞編)

All the Rembrandts @RIJKSMUSEUM (2/2) おお、これがアムステルダム国立美術館ことRIJKSMUSEUMか RIJKSMUSEUM/アムステルダム国立美術館 青い素描っぽいのがレンブラント。上の電線みたいなものはトラム用。 RIJKSMUSEUM/アムステルダム国立美術館の中を通…

レンブラント[1/5] オール ザ レンブレント @アムステルダム国立美術館 (1/2 事前準備編)

All the Rembrandts @RIJKSMUSEUM 現在、『夜警』の修復直前スペシャルで、アムステルダム国立美術館にて、レンブラントの特別展示をやっている。レンブラントの集大成展と言って良い感じなので、おすすめです。 アムステルダム国立美術館所蔵の22枚の油絵、…

新・北斎展 @森アーツセンターギャラリー

昨年(2018年)亡くなった永田生慈(ながたせいじ)さんの視点で、最新版にアップデートされた北斎の画業振り返り。 最初のものはそんなに作家性を正直感じなかった。しかし、年を経るにつれ、デフォルメと大胆な構図を獲得していったさまが見えるのが、面白い…

2019年の美術展、なに見よう(和系編)

見たい順に。東寺が頭二つくらい抜けて、見たい見たい。 『国宝 東寺 空海と仏教曼荼羅』@東京国立博物館 (03/26-06/02) 『奇想の系譜 江戸絵画ミラクルワールド』@東京都美術館(02/09-04/07) 『新・北斎展 HOKUSAI UPDATED』@森アーツセンターギャラリー …

ソフィ カル ─ 限局性激痛 @原美術館

恋に破れてから、再生するまでの「ありふれた」話 www.haramuseum.or.jp 原美術館が2020年で閉館するというニュースがあったので、忘れる前に行きたいなと思ったのもあり、観に行った。 物語性がある、そして原美術館ならでは、という繊細な展示だったので、…

2019年の美術展、なに見よう? (西洋系)

私的期待第一位:2 x グスタフ・クリムト / Gustav Klimt 面白いことに、二つ同時期に来る。流石に『接吻』はきませんね、残念。 クリムトとシーレは、昨年2018年が没後100年。 ウイーン分離派と呼ばれる。 1. 『クリムト展 ウイーンと日本1900』@東京都美…

トランジとメメントモリ今昔とルーヴル美術館展

あけましておめでとうございます。 本件、調べが甘かったので、補足しようとしたら、「正月は冥途の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし」みたいになった。このため、新年一発目に投入w nimben.hatenablog.com #21 ブルボン公爵夫人、次いでブーローニュ…

2018年に行ってみた美術展トップ3

年始の見立てのものはほとんどカバーできたので、今年は大満足。 総論 今年は時間を作って、なるべく見てみる、という感じに敷居を低くした。行くと発見があるもので、質も量も楽しめた。 特に気にしていたのはキューレーションで、頭の中に色々補助線を引い…

薄井憲二バレエ・コレクション特別展 The Essence of Beauty バレエ 究極の美を求めて @そごう美術館

日本のコレクターがバレエの歴史を網羅するようなコレクションを持っているということの眼福。 牧阿佐美バレヱ団の強力な協力でチャイコフスキー三大バレエの衣装をまじかで見ることができたのも楽しかった。美しい。 www.sogo-seibu.jp 通常は阪急神戸線西…

Mouvement des Gilets jaunes

Mouvement des Gilets jaunes 直訳すると、movement of yellow vests。 Mouvement = Movementdes = ofGilests = vestsjaunes = yellow ツールドフランスで個人総合優勝の人が来ているイエロージャージは、マイヨジョーヌ (maillot jaune)ですね。英名は、Yel…

フィリップス・コレクション展 @三菱一号館美術館

概要 オールスターという感じで、同時代の名のある画家を中心に収集した感じ。今回来ているのは、一度は名前を聞いたことがあるような有名作家ばかり。 「全員巨匠」というのは、確かにその通りだった。 といっても、すごい大作、というよりも、こじんまりと…

生誕110年 東山魁夷展 @国立新美術館

唐招提寺の御影堂障壁画は必見。中にいるかのような見せ方。 これだけは撮影できた。本当はこれを背景にした自撮り用なんだろうけど。 kaii2018.exhn.jp 生誕110年 東山魁夷展|企画展|展覧会|国立新美術館 THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO 以下引用部は、…

ルーベンス展−バロックの誕生 @国立西洋美術館

惹句は「バロックの誕生」というよりも「王の画家にして画家の王」という方が、展示会の内容をよく表しているのではないかと思う。 まあ、人間という動物の本能なのか、見上げるようなデカイ絵がどーんと鎮座しているとそれだけで敬虔な気持ちにもなります。…

フェルメール展 @上野の森美術館

フェルメールルームという概念はとても嬉しい。光量を落とした部屋に浮かび上がる8点のフェルメール。フェルメール作品は大きい訳ではないので、しっくりくる。希少性を考えると、かなり贅沢な作りなので、おすすめです。 フェルメール全制覇を目指す人は、 …

ワヤン・クリ @東京国立博物館 東洋館

ずっと前にバリに行った時に、とても気になっていたのが、ワヤン・クリだ。 www.tnm.jp なんでだろうね、この極彩色のデフォルメされた二次元の人形劇の人形に、とても心惹かれる。 www.tnm.jp www.tnm.jp