cafe de nimben

見たものと、読んだもの

琳派

京都・智積院の名宝 @サントリー美術館

トーハクの国宝展繋がりで、長谷川派の図屏風があると聞き、参上。 長谷川等伯やその息子の久蔵の図屏風(国宝)も良かったが、全く予期していなかった堂本印象の図屏風も良かった。こういう良き出会いって素敵。 長谷川等伯 楓図 Asie - auteur: Akiyama Te…

東京国立博物館創立150年記念 特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」@東京国立博物館

概要 場所:東京国立博物館 平成館 特別展示室期間:2022年10月18日(火) ~ 同年12月11日(日) 作品リスト 概要:150年記念ということで所蔵する国宝89件を全て展示+この150年の振り返り。 個人的一押し 尾形光琳『風神雷神図屏風』(前期展示。江戸時代…

特別展「日本美術をひも解く―皇室、美の玉手箱」@東京藝術大学美術館 (2022/8/6 - 9/25)

狩野永徳の唐獅子さんと、伊藤若冲の動植綵絵が見たくて。 本展は、宮内庁三の丸尚蔵館が収蔵する皇室の珠玉の名品に、東京藝術大学のコレクションを加えた82件の多種多様な作品を通じて、「美の玉手箱」をひも解き、日本美術の豊かな世界をご覧いただくもの…

『琳派と印象派 東西都市文化が生んだ美術』(前期)@アーティゾン美術館

アーティゾン美術館初参戦。 前身のブリジストン美術館も、多分行ったことがないので、本当の初参戦。 東西都市文化ということで並べるのが正解だったかは、正直よくわからなかった。ファンゴッホ+浮世絵くらい近いとわかるんだけど。 しかし、琳派の名品は…

名作誕生 つながる日本美術 @東京国立博物館平成館

キューレーション萌えの私としては、とても満足でした。幸か不幸か空いていて自由に徘徊できたし。 www.tnm.jp先に読むか、あとで読むかは別として、公式ページの解説は充実しているので、ぜひご覧あれ。 今は悪食な感じで色々見てみたい。しかし、自分で何…

『燕子花図と夏秋渓流図』 @根津美術館

ついに、国宝燕子花と、お庭燕子花の共演を見ることができた。 もちろん、根津美術館ご自慢の国宝『燕子花図屏風』(尾形光琳)と、裏庭の燕子花のことである。 燕子花図屏風 尾形光琳筆 右隻 By 尾形光琳 - Nezu Art Museum, パブリック・ドメイン, Link 同…

「リニューアル記念 特別名品展 + 杉本博司「海景 – ATAMI」」@MOA美術館

ある意味これも初詣 www.moaart.or.jp 行き方 建物にはいると 展示物 環境 国宝 紅白梅図屏風/ 尾形光琳 聖徳太子立像 阿弥陀三尊 その他 行き方 けっこうな上り坂なのでJR熱海駅からバスが楽ですね。170円でMOA美術館が終点。Suicaなどの電子マネーはつかえ…

鈴木其一 『江戸琳派の旗手』 @サントリー美術館

私にとって、紙のきんきらきんは、2種類ある。狩野派と琳派だ。 私にとっての狩野派と琳派の違いは、威風堂々と軽妙洒脱だ。 いまは軽妙洒脱がとても好みなので、昨年末から楽しみにしてきた。 時代的には、異国船が来始めて、江戸から明治への動乱期に差し…

尾形光琳300年忌記念特別展「燕子花と紅白梅」MOA美術館

光琳アートと称し、尾形光琳300年忌を記念してMOA美術館で開催されている展示会。尾形光琳の『紅白梅図屛風』(MOA美術館)と『燕子花図屛風』(根津美術館)という国宝屏風画を対にしてみることができるという貴重なもの。 生で見るのは初めて。 対でみるもの…