cafe de nimben

見たものと、読んだもの

印象派

自然と人のダイアローグ フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで@国立西洋美術館 (2022/6/4-9/11)

19世紀から20世紀のかけての日独収集のオールスター! 松方コレクションとドイツのフォルクヴァング美術館が収集していた大体19世紀後半から20世紀前半までの作品のいいところを集めて展示してある感じ。このため、超目玉の作品を中心に、と言うよりもこの年…

『琳派と印象派 東西都市文化が生んだ美術』(前期)@アーティゾン美術館

アーティゾン美術館初参戦。 前身のブリジストン美術館も、多分行ったことがないので、本当の初参戦。 東西都市文化ということで並べるのが正解だったかは、正直よくわからなかった。ファンゴッホ+浮世絵くらい近いとわかるんだけど。 しかし、琳派の名品は…

モネ それからの100年 @横浜美術館

モネはいくら引用されても、色褪せない。 引用は、モネのどこを見て、それを拡張するかにあるので、モネを中心としたマインドマップを見ている感じ。 どこをどう拡張したものを見るのが楽しいのかは、主観。補助線力が試される。 yokohama.art.museum monet2…

至上の印象派展 ビュールレ・コレクション (3/3) ファン・ゴッホなど @国立新美術館

そのほかで気に入ったのは、3点。 ファンゴッホ: 日没を背に種まく人 / The Sower with Setting Sun / 1888 By The Yorck Project: 10.000 Meisterwerke der Malerei. DVD-ROM, 2002. ISBN 3936122202. Distributed by DIRECTMEDIA Publishing GmbH., パブ…

至上の印象派展 ビュールレ・コレクション (2/3) モネ編 @国立新美術館

クロード・モネ『睡蓮の池、緑の反映』 / Les Nymphéas reflets vert, Claude Monet 名前の通り「緑の反映」で、水上の睡蓮の葉と、奥の森が写り込んだのか、透明で水面下が見えているのか、全ての緑がキレイで、安心します。 これだけは写真撮影が可能だっ…

至上の印象派展 ビュールレ・コレクション (1/3) ルノワール編 @国立新美術館

個人のコレクション。印象派を中心に、だけれど、同時代のものなどもあり。 「印象派」として見るならば、2016年のルノワール展というばけものがあるが、個人が自分の好みで集めているという意味で、面白かった。2020年にこのコレクションがスイスのチューリ…

TATE Modern / テートモダン 抽象画: モネ、ロスコとリヒター

モネは印象派の巨匠だ、という印象しかなかった。 晩年は目を悪くされて、全面がぼんやりとした感じの絵になるものだなあとも。 が、そのぼんやり感が抽象画っぽい! ということを、今回のTate Modernのキューレーターに気付かされた。すごいね、キューレー…