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見たものと、読んだもの

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末次由紀『ちはやふる』映画版と合わせて

漫画の『ちはやふる』と映画のそれとは、違うんだけど一緒の物語のように思う。 Kindleまとめ買い版 [まとめ買い] ちはやふる 作者: 末次由紀 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 漫画版の『ちはやふる』はまだ完結していない。しかし、第1巻の…

日本橋ヨヲコ『少女ファイト』講談社

気にはなっていたんですよ、この作品。 Kindleで3巻まで無料。まとめ買い(現在合計15巻。未完結)が20%オフだったので、これを機会に購入。 もっと早く買っておけばよかった。 [まとめ買い] 少女ファイト 作者: 日本橋ヨヲコ メディア: Kindle版 この商品を…

草野原々『最後にして最初のアイドル』 (ハヤカワ文庫JA)

ハヤカワのセールで購入。今年読んだSFで一番ぶっ飛んでいた。 著者本人が「実存主義的ワイドスクリーン百合バロックプロレタリアートアイドルハードSF」というジャンルと言っているらしいが、もう訳がわからん!(褒め言葉) 最後にして最初のアイドル (…

『ラヴァーズ・キス』のランボーとヴェルレーヌの詩

『ラヴァーズ・キス 』の中扉に、なんかフランス語が書いてあるなあと思って調べてみたら、ランボーとヴェルレーヌの詩だった。 nimben.hatenablog.com Vol.I: 悪い噂:ランボー『我が放浪 / Ma Bohème』 海街Diaryにも出てくる藤井朋章と、出てこない里伽子…

吉田秋生『海街Diary』第9巻 (完結)

行ってくる、という副題の通り、みんながそれぞれの道を歩み始める卒業の巻。 海街diary 9 行ってくる (フラワーコミックス) 作者: 吉田秋生 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2018/12/10 メディア: コミック この商品を含むブログ (2件) を見る 初出が2006…

3月のライオン:原作:羽海野チカ(2007-), 実写映画:大友啓史(2017)

原作も好きで、映画版をやっと録画で見たので。 タイトルの元々の文章は、イギリスのことわざで march comes in like a lion and goes out like a lamb. 三月は獅子のようにやってきて、小羊のように去っていく。 日本でいう三寒四温のようなもので、春の最…

つくみず『少女終末旅行』(2014-2018) Kindle / アニメ(2017) @Netflix

世界の最後になった女の子二人が、そこにたどり着くまでを、淡々と描く作品。 [まとめ買い] 少女終末旅行 作者: つくみず メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る www.youtube.com 60−70年代ならば、ポストアポカリプト・ディストピアハードSFになる…

デニスEテイラー『われらはレギオン1 AI探査機集合体』早川書房

今読みたいSFってこうよね、というお話だった。 われらはレギオン1 AI探査機集合体 (ハヤカワ文庫SF) 作者: デニス E テイラー 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2018/04/15 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (4件) を見る われらはレギオン2 ア…

川原泉『笑う大天使』白泉社文庫

ものすごくしばらくぶりに再読したのだが、こんなに哀愁を帯びたお話でしたっけね。 笑う大天使 全2巻 完結セット(白泉社文庫) 作者: 川原泉 出版社/メーカー: 白泉社 発売日: 2014/09/29 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る というか、表題作の『笑…

前野ウルド浩太郎『バッタを倒しにアフリカへ 』(光文社新書/2017)

バッタ本というとアレな感じだが、中身は全然アレじゃないです。 エンターテイメントな一大半生記ですよ、これ。 バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書) 作者: 前野ウルド浩太郎 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2017/05/17 メディア: 新書 この商品を含む…

戸田和幸『解説者の流儀』洋泉社2018

真面目だ。 解説者の流儀 作者: 戸田和幸 出版社/メーカー: 洋泉社 発売日: 2018/05/30 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (1件) を見る 自分が自分であろうとする事に対して。その上で、成功しようとしている。 元が誰の言葉か忘れて…

早見和真『イノセント・デイズ』新潮文庫2017(底本2014新潮社)

「整形シンデレラの殺人」は冤罪ではないのか? しかし、「犯人」は無実の声を上げない。なぜ? "Why Done It" に繋がる出来事を、章によって異なる主人公を通じて描写する、少しトリッキーな物語。 誰の何に感情移入するかによって、読後感は大きく変わると…

『猫組長と西原理恵子のネコノミクス宣言』/ 扶桑社 SPA! BOOKS 2018

面白かった。読後感が何かに似ていると思ったのだが、これ犯罪もののハードボイルド小説だ。 猫組長と西原理恵子のネコノミクス宣言 作者: 猫組長,西原理恵子 出版社/メーカー: 扶桑社 発売日: 2018/06/02 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含む…

ダニエル・ピンク『人を動かす、新たな3原則 売らないセールスで、誰もが成功する!』講談社2013 (2/2) 新ABCを整理する

さて、では新ABCを著者がどう定義しているのかを整理してみます。 感覚的にはいわゆるソリューション販売的な、相手理解、提案態度、提案を際立たせる方法、をまとめたものに近いように感じます。びっくりするような新規性のある感じではないですが、整理と…

ダニエル・ピンク『人を動かす、新たな3原則 売らないセールスで、誰もが成功する!』講談社2013 (1/2) ABCを辞書引きながら考える

原題は "To sell is human". 「売るってのが、人っちゅうもんよ」です。 別にセールスマンだけでなく、ほとんどの職種の人は「売る行為」をしている。それは何かを物理的に買ってもらうだけじゃなく、何かをしてもらうという交渉のことだからだ、という説明…

ぬまがさワタリ『図解なんかへんな生きもの』光文社2017

いや、普通の生き物が、全てなんか変、というか可愛い。 図解 なんかへんな生きもの 作者: ぬまがさワタリ(絵・文) 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2017/12/14 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (3件) を見る 通勤前の朝の貴重な時…

本間浩輔『ヤフーの1 on 1』ダイヤモンド社/2017

自分の会社以外で、どう言う1 on 1 が行われているのかを知る機会はなかなかないので、為になった。 上級執行役員コーポレート統括本部長、と言う肩書きもあって、「なぜ」 1 on 1 をするのか、と言う意義に焦点が当たっている。「そんな時間作れないよ」と…

クリスチャン・ザイデル『女装して、一年間暮らしてみました。』サンマーク出版

面白い。内的な男女って、色々あるもんね。 女装して、一年間暮らしてみました。 作者: クリスチャンザイデル 出版社/メーカー: サンマーク出版 発売日: 2015/05/15 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (1件) を見る 最初に、ももひきが嫌だから、スト…

竹宮惠子『地球へ…』(eBook Japan Plus/kindle)

名作ですよね、これ。1977年1月連載開始か。スターウォーズがアメリカで5月にエピソード4が公開された年。 地球(テラ)へ… (1) (中公文庫―コミック版) 作者: 竹宮惠子 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 1995/01/18 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: …

安彦良和『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』(角川書店/kindle)

なんか奇妙な話ですねぇと、我に帰ると思うのですが、読んでいる間はページめくりが止まりません。 絵にねじ伏せられた感が大きいです。 [まとめ買い] 機動戦士ガンダム THE ORIGIN(角川コミックス・エース) 作者: 安彦良和 メディア: Kindle版 この商品を…

おかざき真里『阿・吽』

言葉は阿頼耶識というこの世に形として存在しないものに器を与え、人に見えるようにする次元変換装置である。それにとどまらず、その形を人に伝え、広めるためにも使う。逆に、言葉は言葉として抽象化された時点で、非可逆圧縮されてしまうから、漏れ落ちた…

2017年に読んだ掘り出し物漫画5作

小説脳を取り戻す、でも書いたのだけれど、ビジネス本ばかり読んでいると、小説的なものって読むのが大変になる。使う脳が違うから。漫画もある程度そうなのだけど、テレビや映画を見ているので、リハビリはほとんどなくていいのが楽なところ。 読むのはもっ…

高橋慶太郎『ヨルムンガンド』サンデーGXコミックス(全11巻完結)

最初、なんで『ヨルムンガンド』なのかわからなかったのだが、読み終えると確かにヨルムンガンドですね。 [まとめ買い] ヨルムンガンド(サンデーGXコミックス) 作者: 高橋慶太郎 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る この本の表裏には 五つの陸…

石塚真一『BLUE GIANT』ビッグコミックス(全10巻/完結)

猫のシーンが好きだ 。 3巻で、猫が雪の中まっすぐに「ひと目もくれず」歩いていく姿が描いてある。 [まとめ買い] BLUE GIANT(ビッグコミックス) 作者: 石塚真一 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 無音の雪の中、自分が目指す方向をじっと…

山口つばさ『ブルーピリオド』月刊アフタヌーン連載中

最近のアフタヌーンの中でのお気に入りが、山口つばさ『ブルーピリオド』だ。 afternoon.moae.jp ある種、鉄板の話である。ある程度なんでもできる人が、なんでもできるが故に退屈していて、ひょんなことでその「何か」に出会ってしまい、今までも「広く浅く…

水野仁輔『幻の黒船カレーを追え』小学館2017(kindle版)

これは幻の黒船カレーを追った、旅行記である。 追うのだから、物語の駆動は「見つかったか」「見つからなかったか」の試行錯誤の積み重ねだ。ミステリーで、「誰が殺したのか」「なぜ殺したのか」を軸に物語を駆動させるのと同じである。 これはしかし、ヘ…

オースン・スコット・カード『エンダーのゲーム』新訳版 ハヤカワ文庫SF

エンダーは、果たして幸せになったのだろうか。 エンダーのゲーム〔新訳版〕(上) (ハヤカワ文庫SF) 作者: オースン・スコット・カード,田中一江 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2013/11/08 メディア: ペーパーバック この商品を含むブログ (22件) を見る…

りょかち『インカメ越しのネット世界』幻冬舎Plus+ 2017

エモい(褒め言葉) http://logmi.jp/216705 インカメ越しのネット世界 (幻冬舎plus+) 作者: りょかち 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2017/05/26 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る これが、マーケット的に正しい分析なのかどうかはわから…

新潮社『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ』

快作いや、怪作か。 普段触れることのない、鳥類学者の知られざる日常を軽妙な文体で語りあげる。 鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。 作者: 川上和人 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2017/05/12 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る …

5K Retinaの威力をkindleで知る

撤回する。 雑誌を幾度かkindle for macで試し読みをして、やはり向いていないと思っていた。 そう判断していた時のiMacは1080ではあるもののretinaではない。大きさも21インチ。 今は27インチで5Kだ。 読める。読めるぞ。おしゃれ雑誌の小さい文字が。(pps…