cafe de nimben

見たものと、読んだもの

TATE Modern

2016年の美術鑑賞振り返り

今年は予定していたことができない以上に、予定外の美術鑑賞ができて、全体としてはとてもよかった年だった。なんといっても、パリとロンドンに行くことができたので。 パリ:ルーブルとオルセー美術館。 これは記事にしていなかったので、簡単にふれます。 …

TATE Modern / テートモダン:ダリとピカソ @London, UK

ダリとピカソが同じ壁に並んでいた。 Level 2: Artist and SocietyのCivil War という展示室。 その名の通り、「芸術家と社会/内戦」についての部屋だ。 Civil Warだけどアメリカ南北戦争ではなく、第二次大戦直前のスペイン内戦のこと。 ピカソは『泣く女 …

TATE Modern / テートモダン 抽象画: モンドリアンたち

モンドリアンといえばイブサンローラン。 nimben.hatenablog.com というのはこの映画で知ったのだけど、それのもともとを生では見たことがなかった。 Composition C (No.III) with Red, Yellow and Blue / Piet Mondrian / 1935 'Composition C (No.III) wit…

TATE Modern / テートモダン 抽象画: クラズナー

また抽象画でおもしろかったのが、 Gothic Landscape / Lee Krasner / 1961 躍動感というか、ちょっと抽象的な棟方志功というか、なんか太い線がポジティブな感じで。現実というよりもファンタシーな感じもして。なーんか好き。 'Gothic Landscape', Lee Kra…

TATE Modern / テートモダン 抽象画: モネ、ロスコとリヒター

モネは印象派の巨匠だ、という印象しかなかった。 晩年は目を悪くされて、全面がぼんやりとした感じの絵になるものだなあとも。 が、そのぼんやり感が抽象画っぽい! ということを、今回のTate Modernのキューレーターに気付かされた。すごいね、キューレー…

TATE Modern / テートモダン 行き方と建物編

現代アートにめざめてしまった。抽象画をみて楽しいと思ったのは初めてだ。 通いたいわぁ。 行き方 公式な行き方はこちらから。"GETTING HERE" をご覧あれ。 しかし、ついでに建物も見ながら進みたいならば、北側からテムス川を渡ってくるか、南側のサウスバ…