cafe de nimben

見たものと、読んだもの

IMAXとドルビーシネマを調べてみる

簡単なまとめ

IMAXは、スクリーンがでかい。

ドルビーシネマは音がいい。

といっても、IMAXIMAXで、音質にも拘っているし、ドルビーシネマも画質に拘っているので、お好みで、ということになりそう。

 

IMAX

IMAXも、プロジェクタに違いがある。

  1. デジタル: 2K + 5ch
  2. レーザー:4Kレーザープロジェクタ (18-20m x 9-10m) + 12ch
  3. レーザーGT:4Kツインレーザープロジェクタ(26m x 18m) + 12ch  

レーザーGTは、池袋のグランドシネマサンシャインと、大阪のエキスポシティだけ。

HUMAX成田が一番大きいと思っていたら、抜かれていましたね。それでも大きい(24m x 14m)けど。札幌も大体同じ大きさ。

音声のチャネルを考えると、IMAXはデジタルよりレーザーを選ぶべきでしょう。5chと12chでは違いすぎる。

解像度も 2K/4Kだと随分違いますし。

ただし、GTにした時に大きいのはいいのだけど、この大きさまで引き伸ばした場合、解像度的に綺麗と思うかどうかは、見てみないとわからないかも。

ただ、レーザーが大体横縦が2:1なのに対し、GTの場合は、1.43 :1 なので、縦が長い。なので、見ている縦幅が大きいので、トリミングされていないサイズで見えることになる。

確か『ダークナイト』のジョーカー逆さ吊りなんかはIMAXカメラのはずだから、縦に長いのをトリミングなしで見たら、感覚は違うかも。『トップガンマーヴェリック』も空戦だから横に広い意味はないので、たくさん見えた方がお得だし。空戦はIMAX カメラで撮っているという情報は公開されているので、かなり期待できるのでは?

 

ドルビーシネマ

ドルビーシネマは、映像をドルビービジョン、音声をドルビーアトモスの両方に対応したものと考えればいいらしい(どこもその辺りはっきり書いていないのでよくわからない)

IMAXよりも後にできた規格なので、ドルビーシネマ対応映画館はまだ日本に7箇所しかない。

ドルビービジョンは、

HDRコントラスト比が高いので、ちょっと派手目の色で白と黒との間が細かく描かれそう。黒が本当に黒い、というのは、プロジェクタではとても難しいので、かなり期待。論理上はドルビービジョンの方がキレイな絵になりそう。

スクリーンサイズの規格があるのかはわからないが、丸の内は15m x 7m くらいなので、IMAXレーザーよりも一回り小さい。IMAX並みの大きいスクリーンが、今後できるといいんだけど。

ドルビーアトモスは、

立体音響技術Dolby Atmosという言い方をメーカーはしている。128chのトラックを用いて、場所情報を個別に捉えた上で、音声を再生する、というところが「立体音響」という意味だろう。12 chのスピーカーで、というIMAXとは別に考えた方がいい。(単純に128対12で捉えてはいけない)このため、最終的には7.1ch相当の音場かもしれないけれど、きめ細かく音がどこで鳴っているかを忠実に再現するとが可能。(現場のセッティングによるとは思うけど)となると、理論上はアトモスの方がIMAX 12ch (IMAXレーザー)よりも、音声の忠実再現性は高いと思われる。

アトモスだけに対応しているのは、全国30か所34スクリーンあるので、かなり多くなってきた。

追記:4D

4Dも見てきたが、個人的には、絵と音がいい IMAXが良いです。演出過剰で、没入から我に帰る瞬間があったので。急にGがかかるとか、4Dでないとできない演出はいいんですが、流石に全部が自分好みってわけない。となると、減点法になってしまうのかも。