名古屋で時間があったので、熱田神宮へ初訪問。
流石に草薙剣は見ることは叶いませんが。
名古屋駅からの移動
近鉄名古屋から、名鉄名古屋まで地下を歩いて5分程度。そこから急行などで2駅の神宮前駅下車。コインロッカーに荷物を預けて、徒歩で3分程度で熱田神宮東門へ。
大都市のど真ん中なのに、林があって神域になるというのは、東京の明治神宮と同じ感じ。森林はいい。
建物
熱田神宮は昭和20年 (1945年) に戦争で被災。戦後は2回再建、改修。
第1回目は、昭和30年(1955年)。再建の時、伊勢の内宮さんの建物が移築された。お伊勢さんとの結びつきも強いのね。直近の伊勢の式年遷宮は、第59回、昭和28年(1953年)。2年で解体、移動、組立だと、確かにちょうどハマる気がする。
第2回目は、2009年。耐震工事など。これが現在も使われている。
この辺り、参道にパネルで説明があるのでわかりやすい。
御祭神は、熱田大神(天照大神)なので、内宮さんと一緒。本殿に和御霊、境内内の一之御前神社に荒御魂が祀られている。
しかし、都会のど真ん中に原生林があって神域になるというのは、素晴らしいね。
(梅と神社だと、道真公っぽくなりますな)
宝物館の刀と、徳川慶喜の書
宝物館も面白かった。刀剣は、備前長船系のものがたくさんありましたので、ご興味ある方はぜひ。2mはあろうかという太郎太刀? 次郎太刀? は、圧巻でした。あれ、実戦で使ったとは思えないほど長い。調べようとすると、ゲーム「刀剣乱舞」のキャラにもなっているせいか、それ系のブログがたくさん見つかる。愛されているのね。
徳川慶喜の「明鏡止水」という掛け軸あり。行書に近い感じだが、ちょっとトメハネがねじれていて面白かった。書というよりグラフィックな感じがちょっとするので。
蓬莱と楊貴妃伝説
しかし、楊貴妃伝説/蓬莱が熱田神宮と関わるというのは知らなかった。
夢枕獏『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』みたいなやつで、空海、玄宗皇帝、楊貴妃に熱田神宮を合わせた伝奇小説あったりしないかなw
ひつまぶし
なお、この後、名鉄のまるやで、ひつまぶしをいただく。前日にもうなぎを食しているので、意図せずうなぎ旅になってしまった。
塩気の多いカリカリ仕上げで、ワサビと大葉がよくあって美味でした。お出汁も美味しかった。
オススメの蓬莱屋には時間が合わなかったのは残念。