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見たものと、読んだもの

新国立劇場バレエ団「ニューイヤー・バレエ」2020

新国立劇場バレエ団を久々に。

今年、吉田都が芸術監督になり、最初の作品が10月のピーター・ライト版『白鳥の湖』のようだが、どう変わるのかな。

 

新国立劇場バレエ団は、背格好の揃った手足の長いダンサーが踊っているので、とても見栄えが良い。華奢すぎないか、とは思うこともあるけど。


新国立劇場バレエ団「レ・シルフィード」リハーサル映像

 

演目は以下の4つ。

「セレナーデ」
「ライモンダ」より パ・ド・ドゥ
「海賊」より パ・ド・ドゥ
「DGV©」(日本初演)

 

ローザンヌの印象がどうしても強い「ライモンダ」「海賊」なのだが、奨学金狙いの若者が踊るのと、プリンシパルが踊るのとでは随分と違う物だと感じた。同じ振りなのにねえ、プロの技だねぇ。

 

今回の一番面白かったのは日本初演の「DGV」。映画『ピアノレッスン』『仕立て屋の恋』などで有名な、マイケル・ナイマンの以下の曲に合わせて振り付けられたモダン。


'MGV 1st Region' by Michael Nyman

 

音楽の軽快さと、ダンサーの動きが絶妙にシンクロしていてよかった。

 

www.nntt.jac.go.jp

www.nntt.jac.go.jp

 

NHKで、2020年2月17日0:00(16日24:00) に放送するらしいので、ご興味あれば

www.nntt.jac.go.jp