気になっていた作品がドラマ化されていた
kazuo ishiguroの never let me goが原作。綾瀬はるか主演で、舞台も日本になるらしい。
- 作者: Kazuo Ishiguro
- 出版社/メーカー: Faber & Faber
- 発売日: 2011/12
- メディア: ペーパーバック
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映画になっていたのは、たぶん耳にしていたはずだが覚えていない。
この手の設定をみると、自分とは何かということを考えさせられる。
私は誰かの代わりではなく私なのか?
これは、社会人としての自分のことだったり、家族や友人の一員だったりとして、私が私でなくてもこの場にいていいのかとか考えてしまうからだ。
また逆に、本来はこの場にいるべきオリジナルの自分がいて、何かの拍子に入れ替わっているのではないかとか。
自分って何と考えるのは、それを決定づける今思考している自分って何というマトリョーシカのなかに入り込む。合わせ鏡のなかにいる感じ。自分が正当な自分だといってくれないかなとおもってしまう弱い自分弱った自分をみつけるはめになるのだが。
さてドラマがどのようにこの素材をいかすのか、ちょっと楽しみ。