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草間彌生『わが永遠の魂』国立新美術館

迫力。

kusama2017.jp


キューレーションが音楽的。

サビ、イントロ、Aメロ、そしてサビ。

サビから入って、再びサビを観て終わる。滞留しようとすればいくらでも滞留できる感じの繰り返しがミニマリズム系で、キューレーション自体が草間的ともいえる、かなり練りに練った構成。出ている作品群も、作家蔵のものから、現在休館中の東京都現代美術館のものをはじめ、世界からかき集めているのもすごい。

これは、美術展というよりも、体験型アミューズメントパークですわ。

サビ

1. 21世紀の草間彌生(1)

サビである『わが永遠の魂』。

これを入り口入ってすぐの大きなぶち抜きの空間に、壁に縦三段に44セット合計132枚。隙間なく並べる。壁一面のクサマ。隙間のなさ自体がまたクサマっぽい。

それだと真ん中がスカスカになるかといえばさにあらず。

ひとの身長よりも高い、花の造形がうねっている。

このなかは、どう見てもいいし、携帯電話で写真をとってもよい。

 

公式な写真はこちらからも見ることができる。が、このサイズだとわかりづらいか。

kusama2017.jp

みんな自撮りしている。そして、言葉は「うわぁ」「すげぇ」というような、感嘆語しかでてこない。

この迫力を、「生命感に溢れる」とポジティブに解釈するひともいるし「気持ち悪い」とネガティブに解釈するひともいる。

そんな混乱と混沌とアクリルによるきれいな色の奔流をお散歩する感じ。

題と絵を見比べてもさっぱりわからないが、きれいな発色でどでかくかかれると、なんか楽しくなってくる。最初は全然わからなかったのに、自分のなかの変化がおもしろい。

イントロ

ここからは編年体で、1939年の作品から展示されている。

2. 初期作品 (渡米前:1939−)

3. ニューヨーク時代(1957−73)

4. 「21世紀の草間彌生(2)」(箸休め的な挿入)

イントロの感想

渡米前はなんか病んでる感じがした。まあ芸術なんてどう病んでいるかという話なような気もするけど。

草間のルーツが幻聴幻覚であるそうで、それがネガティブにでている病み方ではある。みてても正直、陰鬱さがつたわってきておもしろくはなかった。でも、ブツブツモチーフはすでにこの時代からあるんだなという感じ。いわゆるアウトサイダーアートとなんか共通点がある気がした。(wikipediaによると統合失調症らしいので、そういう共通点なのかもしれない。といっても知ってる母数が少ないので、ほんとうに関連付けていいのかよくわからないが)

それがニューヨークにいって、ウォーホルっぽいコラージュアートだったり、リヒターみたいな抽象画だったり、なんか色々と試行錯誤がみてとれる。60年代は「前衛の女王」とニューヨークを中心にいわれていたらしく、62年にはウォーホルとグループ展示もしていたようなので、相互に影響を与えあっていたのかもしれない。

パフォーマンスアートの動画上映もあったが、たぶんああいうのってその場にいないとなんともなあ、という気がする。実際のパフォーマンスアートだと偶発的にテートブリテンで出会ったのだが、あれは、訳の分からなさが面白かった。あれは、録画みてもおもしろくないとおもうので。

イントロのなかでの好み

この時期のなかだと個人的な好みは、「Untitled(No. White A.Z.)」1958ー59年(静岡県立美術館蔵)でした。minimalismっていうんですね。

dot.asahi.com

でも、このなかの展示で一番すきだったのは、『生命の輝きに満ちて』(2011)です。これは下も上も左右前後にも鏡がはめられた暗い部屋で、うえからLED(?)の小さいランプが三次元的にたくさん配置されていて、合わせ鏡で上下左右が生命の星の輝きにみちていく。

bijutsutecho.com

これはその部屋のなかを歩けるので、ぜひどうぞ。

Aメロ

 

5. 帰国後の作品(1970−2000)

だんだんそれらしくなってきたように見えたのは80年代。

男根的な三次元アートもあるが、やはり、かぼちゃとドット系。

色がどんどん綺麗になっていき、アクリル絵の具からそのまま出したようなくすみがない色づかいになっていく。真っ白に真っ赤とか、オレンジに真っ黒とか。洗練といっていいのか、草間に対して洗練といっていいのかわからないのだけど、わたし的には、洗練とポジティブと生命力という感じになってきた。

黄樹↓

www.asahi.com

かぼちゃ↓

matsumoto-artmuse.jp

そして最後にもう一度、サビ「1.21世紀の草間彌生」の部屋に入ってから、外に出る感じ。

 

おまけ:美術館の外も草間。

六本木側は、木が草間布に覆われている

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乃木坂側には、かぼちゃ。

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半券があればあなたも草間の一部になれる。

丸いシールを渡されるの、すきなように貼っていいお部屋。報道資料だと、壁も家電もぜんぶ真っ白だったのだけど、もう極彩色。

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参考

※パフォーマンスアートに出会ったときの体験

nimben.hatenablog.com

 

バリー・ジェンキンス『ムーンライト』2016

2017オスカー作品賞だが、大作というよりも極めて個人的な映画。大きな社会的なインパクトがあった話を華々しく描いているわけではないが、それゆえに考えさせられる。主語の大きさという意味では、日本の映画的だとおもう。

アカデミー賞候補作!『ムーンライト』本国予告編

丁寧な描写

シャロンという少年の姿を丁寧に描写していく。でも直接それを語ったりはしない。ナレーションもなかったようにおもう。そこが邦画的ではない。彼は口数が多くないひととして描かれ、多くは無言の中で懊悩する。

ひとついえるのは、彼はどのように自己開示をしていいのかわからないなかで生きてきたということだ。ステレオタイプに描かれる、彼の母親。抑圧と歪んだ愛を同時に与え、混乱させ言葉を奪う。

ハウス・オブ・カード』のレミーとは思えない抑えた演技をしてオスカーの助演男優賞をとったアリによる、父親的な男性とそのガールフレンドによる唯一の心の安らぎ。

いじめっ子達。いじめない唯一の友人ケヴィン。

個人的な、伝記的な映画で、自分の内面を静かに触ってくる映画。鏡よ鏡、鏡さん。鏡に映っているのは、誰?

映像美

しかし話が邦画的私小説的個人的な話なのに、邦画ちっくにみえないのはどういうわけなんだろう。もしかしたら絵なのかもしれない。南国の空気、天気、日本だともっと暗く狭く蛍光灯の明かりが見えてきそうなのにそうはならない。色編集には色々手を入れていると聞いた。また被写界深度が浅く、見るべきポイントがきちんと計算づくで撮られているという美しさもある。

どう撮ったのかについては、以下のサイトが参考になる

www.club-typhoon.com

 

ここから、ネタバレ感想

続きを読む

デミアン・チャゼル『ラ・ラ・ランド』2016

クラッシックなミュージカルをいまつくるとこうなる。

つべこべいわずに楽しく見るのも良いし、つべこべ言いながらほろ苦く見るのも良い。


映画「ラ・ラ・ランド」オリジナルmusicPV

 

ハリウッドミュージカルのリブート版

まず、色がいい。基本的に無地の服を着ている。全体的に彩度が高い、くっきりとした色をしていて、みているだけで楽しそうだ。

 

『パリの恋人』1957年なんかの感じ。みんなの衣装の色みてくださいな。

www.youtube.com

フレッド・アステア最高!

もちろんジーン・ケリーも忘れちゃいけない。
マジックアワーのあのシーンでセブがさりげなく真似をしている『雨に唄えば』1952年。

www.youtube.com

雨に唄えば』といえば、ドナルド・オコナーでタップダンスですよ。

www.youtube.com

「楽しい」が溢れている♪

ハリウッド的ミュージカル映画って、そういえば長く見ていない。

ブロードウェイ系は、『レ・ミゼラブル』『オペラ座の怪人』『レント』『コーラスライン』『シカゴ』などなどけっこうあったけど。ヒットしたハリウッド系ミュージカルってベスト盤のような『ザッツ・エンターテイメント』以来なのかもしれない。

古臭い、ということだったのかもしれない。

ジャズのリブート

古臭いの代名詞でつかわれていたのが、ジャズ。セバスチャンは、まったく誰にも理解されない。セブが好きなのはビバップだとおもうのだけど。

どのアルバムのアートワークかはわからなかったがビル・エバンスのレコードはあった。

www.youtube.com

椅子で出てきたカウント・ベイシー

www.youtube.com

 

オーケストレーションによる豪華さ

といっても、ビバップのスリーピースで楽曲ができているわけではない。

多くはオーケストレーションされていて、とってもゴージャス。

うまく適切な例がだせなくてもうしわけないのだけど、クラッシックだとたとえば『ボレロ』のピアノ版とオーケストラ版を聴き比べると、ゴージャスさのちがいがわかりやすい。まずはピアノ版。

www.youtube.com

そしてドゥダメル指揮のウイーンフィルオーケストラ版

www.youtube.com

あまりに楽しすぎて買っちゃいましたよ、サントラ

 

Ost: La La Land

Ost: La La Land

 

Another day of Sun が一番のお気に入り。

 

しかし、全編オリジナル楽曲というのがすごい話で。ブロードウェイミュージカルの映画化であれば、すでにある程度の人気がある楽曲があるということになるが、映画封切りまではとうぜん誰もしらないわけでしょ。プロデューサーがよくお金をひっぱってこれたなあという、もうため息しかない。

実際、この監督の前作『セッション』よりも前にこの映画の構想はあったのだが、お金が集まらなくて作れなかったみたい。『セッション』のおかげでなんとか出資を集めることができたみたい。かつすでに興行収入は制作費の十倍以上みたいなので、出資者は十分にもとがとれたようだ。よかった、もっとビッグバジェットの映画もとれる権利獲得だ。

恋模様と夢模様

これは、本当は賛否がわかれるんだろうなあとおもう。非常に重層的で、あの終わり方をハッピーエンドとしてみるかどうか。

「女の恋は上書き保存、男の恋は別名保存」などというステレオタイプで語っていいものではないとおもう。

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オスカーでも主演女優賞をとったEmma Stoneは、ゴールデングローブ賞の受賞スピーチで、1:05のところから、

This is the file for dreamers and I think that hope and creativity are two of the most important things in the world

and that the movie is all about and so to any creative persons whose had a door slammed in the face (...) or physically, or actors whose had their auditions cut off or the callback didn't come

or anybody anywhere really that feels like giving up sometimes find into themselves to get up to keep moving forward, I share this with you.

 (一部きちんと聞き取れていなくてもうしわけない)

この映画は夢を追っているたちに捧げる映画だ。希望と創造性がこの世で最も大事なことだ。この映画はそのためにあり、クリエイティブに何かを始めようとする人たちの前でドアがぴしゃりと、たまには物理的に、閉まったり、俳優の卵がオーディションに落ちたり、結果の折り返し電話がかかってこない。誰にでも、どこででも本当にもうダメだと落ち込んで止めてしまいたくなっても、立ち上がって前に進もうとする、そんな人たちと、この賞を分かち合いたい。(拙訳)

と夢を追っているひとたちに捧げる映画だと述べている。

直接は言わないが、「仕事と恋のどちらを選ぶの?」という話でもある。どちらもは選べない。どちらを選ぶのが正解だったのか。今のは正解、でももっと別の正解があったのではないか。

それは誰にもわからない。それがあれば世界が滅んでも構わない、それだけでは進まなくなるのがオトナってやつで。

その恋の始まりの楽しさと一緒に、人生の苦さってやつを複雑に練りこんだタペストリーになっている。そういう意味で、とてもテクニカルな脚本であり、演出でもある。

きらびやかな楽しさを追うことを楽しむ映画でもあり、人生のほろ苦さを味わうことにもなるという意味で、『プラダを着た悪魔』を思い出す。

 

この映画、クラッシックになる映画なので、10年に一度ずつみるといいとおもう。きっと感じ方がかわってくる。これを30歳の映画監督が撮っているなんて、まあなんとすごいことだ。

長々と書いているが、ぜひ劇場で、大画面で、特に最初の高速道路のシーンをみてほしい。

 

 

質問力と翻訳力

言葉を、わかりやすくまとめる翻訳力が大事だなとおもった話。

 

logmi.jp

対談形式なので、断定調で語る結論的なものはないから、自分の勝手解釈で考えていくが。

 

 

1日の終わりに「チェックアウト」を設けるのが大事

「チェックアウト」ってなぜ必要?

考えていることにキリをつけないと脳の稼働が終わらない。まあパソコンでいうとアプリが立ち上がりっぱなしになって、メモリにゴミが残り続けることになる。パソコンと一緒でそれだと不安定になる。これが日々たまり続けるとつらい。一旦アプリを終了させるとCPU/メモリに負担がかからなくなる。そのアプリ終了ボタンとなる自分への質問のことを、「チェックアウト」といい、毎日の仕事終わりに行うとよい。

では、よいアプリレベルの「チェックアウト」とは

明日はこの件についてA,B,Cをする、というように計画をする。数分でいい。そうすると、これは明日の仕事だ、今日は解放だと脳がかんがえるらしい。

一日の総括としての「チェックアウト」は?

「印象に残ったことはなにか?」細かくではなく、一日を一日として捉えて、振り返ってみる。ポジティブであれば問題ないが、ネガティブが続くようだと、何か問題がある。

なにか Steve Jobsのスピーチを思い出す。

I have looked in the mirror every morning and asked myself:

“If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?”

And whenever the answer has been “No” for too many days in a row, I know I need to change something.

news.stanford.edu

仕事はうかつに始めるな = PCDAのまわしかた

ここもまとめではなく、私の解釈。

PDCAの考えがないひとと仕事をすると逆によくわかる。仕事でしないといけないことを、事前準備なく、締め切りの時間が来たからいきなり開始、別の締め切りが来たからいきなり終了でやりっぱなし。Dはあるけど、PCAがないので、そこからは何も学びがない。そう、学びの回数が多いほど、一粒で複数回美味しい。

ということで、Plan時点でシミュレート、Dの時点で実際にやる、C/Aの時点で振り返れば、3倍は効く。

脳はルーチンが好きなので、ルーチンにすると苦ではなくなる。

 

 

鬼速PDCA

鬼速PDCA

 

 

 

「ひらめきはカオスからうまれる」をもうちょっと翻訳すると

ひらめきはカオスから生まれる

ひらめきはカオスから生まれる

 

 イノベーションを生み出す穏やかなカオス

= 余白 x 異分子 x 計画された偶然

= 「ちゃんと寝て」 x 「変な人と会って」 x 「嫌なことをする(= 好きなこと、慣れていること以外の何かをする)」

ちゃんと寝て

寝ている時に脳は、起きている間の情報を再構築するので休んでいるのではなく働いている。この寝ている時の働きをうまくつかうことが余白となるので、睡眠をしっかりとる。

「変な人と会って」「嫌いなことをする」は究極はいっしょ

ここは私の解釈なのだが。

自分が慣れている「コト」「ヒト」こと以外と会うということ。

秋元康が年に一度嫌いな人と会う話はおもしろかった。

よく「ワカモノ」「ヨソモノ」「バカモノ」という話があるが、自分にあまり馴染みがないヒトと会いましょう、そうすると異文化体験ができる。

ソムリエとして勉強するなら、自分が苦手なワインを飲むのが大事という話も。

これを考えると、「よいところを伸ばしましょう」という教育の限界もみえますね。あえて欠点を直しにいく、未知の分野に飛び込む良さの再認識というか。

さて、もうちょっと、やりっぱなしを直すかな。

 

ノイズキャンセリングヘッドホンないしイアフォンで悩むの巻(解決編)

結論として、買いました。インイヤーじゃないやつを。

インイヤー型は、耳をかっぽり覆わないので、軽いし汗もかかなくていいんだけど、そのぶん遮音性に劣るので回避。また高音質を諦めたくなくなった。音はドライブユニットが大きく取れる分、高音質であろうということで、オバーイヤー型に態度を変更。

買ったのは: MDR-1000X

最後まで迷ったのは、

 

 

購入理由:音の好み

最終的には好みの問題です。ノイズキャンセリング機能については、おそらくほとんどかわらない。有線でも無線でもつかえるのもかわらない。ただ、この機種は聞いていないけれど、今までの傾向として、Sonyの音のほうがBoseよりも好みだ、というところです。

購入後の感想は:ノイズキャンセリング機能最高

人間の頭はえらいので、自動的に脳内ノイズキャンセルをおこなっている。

カクテルパーティー効果ってやつだ。

でも、脳が疲れるとなかなかできなくて、イライラしてしまう。

そう、今の時期にイライラする室内の要因、それは花粉症のための空気清浄機の音。

USBで充電してすぐにつかってみたが、ノイズキャンセル効果がすばらしい。

ノイズキャンセルは、定常的な暗騒音にもともと強いので、空気清浄機の騒音はたしかに消しやすいという理屈がたつとはいえ、ほぼ無音。このため、ppくらいの音でも、通常と同じくらいのボリュームでしっかりと聞こえる。

以前使っていたMDR-NC100Dよりも、騒音を消しているし、軽く流れるホワイトノイズも随分抑えられたし、ノイズキャンセルをいれたときの鼓膜が吸い出されるような変な感触もないので、非常に快適だ。

また、音質もかなりよい。まあ、値段が値段だからノイズキャンセルなしの機種と比べたら、正直見劣りがするんだろうけど、有線の2万円レベルの音質くらいは普通に出ていると思います。

当分室内では、ノイズキャンセルとして使うことになるとおもいますわ。Bluetoothだからケーブルの長さに縛られないですしね。

ということで、購入直後効果もありますが、かなり幸せな感じ。

 

カルテット

すずめちゃんの、このセリフだけでも、このドラマは見る価値があった。 

人を好きになることって絶対裏切らないから

知ってるよ、まきさんがみんなのこと好きなことくらい

絶対それは嘘なはずないよ

だってこぼれてたもん

人を好きになることって、勝手に溢れるものでしょ

溢れたものが嘘なわけないよ

 

www.tbs.co.jp

最初はこのドラマ、なんかいけすかない感じだなとおもっていたのだけれど。

家森さんのウザさとか。まきまきさんの小狡そうな感じとか。

舞台劇調で少ない人数に閉じてやるのかとおもったら、クドカンが急にでてきてとか。

バランスが微妙に破調になっていて、ちょっとあざとさを感じていたのは事実。

でもあれだね、ウザさみたいなものは、ああこういうキャラなんだとおもえば、好きになるひともいるんだね。ぼくが今回そうなった。

一番感情移入したのは、クドカンの失踪理由回。あのすれ違い感は、泣けましたよ。

「全員片思い」という惹句は、ちょっと違う感じがしたけどね。

あと、吉岡里帆。ただのグラビアアイドルだとおもっていてごめん。あんなに目の笑わないイっている役ができるのはすごいなあ。

abematimes.com


シューベルト「死と乙女」 アルバン・ベルク四重奏団

ノイズキャンセリングヘッドホンないしイアフォンで悩むの巻(悩み編)

自分が持っているsony MDR-NC100Dが、先日お亡くなりになった。2011年発売のもので、たぶん2012年くらいに買ったので、けっこう頑張ってくれたという印象。生産完了品ではあるが、アマゾンではまだ売っているのでそれなりに流通在庫があるらしい。

で、海外出張のようなロングフライト用のノイズキャンセリングヘッドホンの手持ちがなくなったので、買わねばならないという状態に陥る。

機内エンターテイメントでつかえるヘッドホンはどういう仕様?

Bluetoothは機内でつかえるのか?

さて、まずは、wiredかwirelessか、飛行機の機内でどうなっているのかを確かめる

www.ana.co.jp

飛行機の種類が

B787-8/-9、B777-200/-300、B767-300(Wi-Fi装着機)、B737-700/-800、A320、Q400のときは、機器同士のBluetooth接続(ワイヤレスマウスやワイヤレスヘッドホン等)は常時利用可能。

B767−300でWi-Fi非装着機のとき、およびB737−500は、「出発時ドア開放中」および「着陸後の滑走終了のアナウンス以降」のみ利用可能=機内ではつかえない。

これは機材の問題なので、国際線も国内線も同じだった。上記はANAの場合だが、機材の問題であれば、ほかの航空会社も同じのような気がするが、各社の運用の問題なので、飛ぶときは確かめた方がよさそう。

機内エンターテイメントをbluetoothで聞くことは可能か?

でも、機内で映画をみようとおもったら、bluetoothでは繋がらないよね、さすがに。ANAJALも視聴環境をwebで探してみたけれど、とくに記載なし。

ということは3.5mmのステレオジャックのみということだろう。

もしbluetooth対応したら世界でも割と先端のはずだから、書いてあるんじゃなかろうか、ということで、3.5mmステレオジャックタイプが使えるノイズキャンセルヘッドセットに限定することに決める。

機種選び。音か静音性か?

その前に利用機種との絡みで、仕様を決めよう

自分はiPhone6ユーザ。ただしそろそろ鈍くなってきたので、iphone7ないしそれ以降のものに買い変えたいと思っている。つまり、今は3.5mmがあるが、今回ヘッドセットを買うと物理的につなげられないという可能性があるわけだ。

なので欲張るとしたら、有線も無線もつかえる機種があれば、長く使える。

長く使うことを諦めて、つなぎとして安い機種を買うことも選択肢となる。

となると、bluetooth + 3.5mm の機種か、3.5mmだけか。

つまり、bluetoothオンリー(例: SoftBank SELECTION Smart Quiet)や、lightingケーブルオンリー(例:JBL REFLECT AWARE) は、ここで脱落。

できれば、iPhoneをコントロールできるのが望ましい。曲送りとかね。

電話として利用すると、この手のヘッドセット/イアフォンのマイクの質でいいものをみたことがないので、ここは選考対象からは外す。

トリッキーな手がひとつある。飛行機の3,5mmジャックから音を取れるbluetooth送信機を通じて、Bluetoothヘッドホンに音を飛ばす、というもの。まあ、できなくはないが、映画を見ようとするとディレイが発生するから止めておいたほうがよさそうだ。

あとは、インイヤー型か、オンイヤー(オーバーイヤー含む)か。今回は機内で使うことを考えるので、肩や首にダメージがある可能性があるオンイヤーは止めておく。(これで随分選択肢が減る)

なぜ静音性が必要か

単純な問題で、ずっと機内に入るとエンジンの重低音で四六時中脳内ノイズキャンセラーが動いてしまって疲れるから。このため、機内では音質よりも、静音性を重視する。実はお亡くなりになった私のMDR-NC100Dも、音質的には普段使いしている同価格隊の有線ヘッドセットに比べると、音質はちょっと辛い。そりゃ技術の粋を集めたノイズキャンセル機能分の差分が音質に出てしまうのでしょうがないわね。

ネットで評価が高いのは

BoseのQuiet Comfortシリーズと、Sonyのh.earシリーズ。

困った。どっちも好みではないぞw

Boseの音はそもそもそんなには好きではないが、静音性だとSonyと二強なので、検討する。

Bose: インイヤー型の場合、一択。QuietComfort 20

最新版のBose QuietControl 30 wireless headphonesが最新だが、Bluetoothのみの接続で、3.5mm有線はつけられないので外れる。

ひとつ前のBose QuietComfort 20 Acoustic Noise Cancelling headphones - Apple devices が30,000円強。これは有線。

Sony: インイヤー型の場合、一択。MDR-EX750NA

Sonyのは、Xperiaハイレゾウォークマンに特化したいようだ。

たとえば、MDR-EX750NA は、カナル型の汎用タイプ。amazon価格でだいたい20,000円弱。んー、でもハイレゾ非対応なiPhoneづかいとしてはオーバースペックなんだよなぁ。

MDR-NC750は、同じくカナル型でノイズキャンセラーが入っているが、Xperia専用機で価格が約半分。Xperia専用機なのは、ステレオジャックが5極だから。

うーん、MDR-NC100Dの流通在庫価格が約20,000円であまり安くなっていないから、これにも手は出したくない。

伏兵。Bang & Olfusen BeoPlay H3 ANC

静音性を重視すると、この二択なのだが、伏兵がいる。ノイズキャンセルノイズである。ノイズキャンセルをかけると、高速道路でトンネルに入ったような鼓膜が吸い出されるようなノイズ(というか音圧かなにか)が発生する。これはそれなりに不快。

レビューを読むと、これをあんまり感じないらしい。そのかわり、ノイズキャンセルの能力は、Bose/Sonyよりも低いとのこと。約30,000円。有線のみ。

試聴すればという理性の声はあるが、飛行機のエンジン音環境下で試聴なんてできません。BOSESonyはどちらも飛行機内での利用でよかったという声があるので、そこは安心なんだけど。 

続くのだ。

ということで、この選択では、困ってしまった。試聴して買うのが筋だが、たぶんそれを待っていたらいつまでたっても買えないぞ OTL