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レンブラント[1/5] オール ザ レンブレント @アムステルダム国立美術館 (1/2 事前準備編)

All the Rembrandts @RIJKSMUSEUM

 

現在、『夜警』の修復直前スペシャルで、アムステルダム国立美術館にて、レンブラントの特別展示をやっている。レンブラントの集大成展と言って良い感じなので、おすすめです。

アムステルダム国立美術館所蔵の22枚の油絵、60枚のドローイング、その他300枚の関連作品。

ちなみにフェルメールでも有名なのだが、『恋文』が『フェルメール展』で日本に来ているのですれ違い。

 

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夜警(修復前)

 

期日と場所

2019年2月15日から、6月10日まで。アムステルダム国立美術館(RIJKSMUSEUM) にて

 

料金は、20Euro。

オンラインで買うと、19 Euro.*1

これは通常展示の金額でもある。つまり+0円で入場可能! カロリー理論でいうとレンブラントが実質無料!

なおガイドツアーが 5Euroであるが、あんまり頻度は多くないので、公式アプリで音声ガイドを見るのが良いかも。私は自分で見たいものを見て会場内をふらふらするのが好きなので、申し込まなかった。二回以上行くなら、2回目以降に依頼するかも。

前準備に必須の、予約と公式アプリ

予約は必須

しかし、予約が必要。これがないと、特別展コーナーには入れてもらえない。 コーナー入り口に美術館員の方がいて、印刷した(ないしはPDFの)バーコードをスキャンしてOKがでないと入れてはくれません。 

予約は、日本でやっていたフェルメール展のように、時間で区切ったタイムスロット型。 

チケットは、アムステルダム国立美術館の公式ページから簡単に購入できる

https://www.rijksmuseum.nl/en/tickets/articles

#購入ページは、オランダ語、英語、ドイツ語、フランス語の4ヶ国語のみで、残念ながら日本語はない。が、英語でもわかりやすいです。

希望日時を、公式サイトの予約用カレンダーで表示するとこんな感じ。

 
 
March 2019
MonTueWedThuFriSatSun
 
 
April 2019
MonTueWedThuFriSatSun

Start time on 24 March 2019

入場タイプスロットが、30分ごとに設定されている。

緑がまだ入れるところ、薄いグレーになっているところは、売り切れタイムスロット。

Timed ticket entry
All the Rembrandts is a timed-entry exhibition.
You must enter the exhibition within the time
slot marked on this ticket. Once you are in the
exhibition, you may stay as long as you wish.

と送られてくるチケットには書いてある。つまり

  • 申し込みタイムスロット内に入場してね。(それの前でも後でもと入れません)
  • 一度入ったら、いつまでいてもいいよ

と言うことで、朝早めに入って、長くいるのが、お得ではある。と言っても朝早いのはみなさん苦手なのか、朝一はそんなに取りづらくない印象。

念には念を入れるなら、紙とモバイルで冗長すべし

公式サイトで予約が完了すると、電子メールに添付されたPDFでチケットが送られてくる。2ページ1ファイル。

1ページが特別展用、2ページ目が通常展用。

通常展は、その日のうちなら入れるかも。(3階に行こうとして迷って出てしまって、館員さんに聞いたらスキャンして入れてくれたので)

両方必要なので、忘れないこと。規律は結構厳しく、うまくスキャンで読み取れない人も入り口に戻されていたので。念の為、私は紙とモバイルの両方を用意しました。(紙は破れた時、モバイルは電池切れや故障でダメになる可能性があるので)

 

公式アプリは無料な上に、情報豊富

もう一つ準備をしておくと良いのが、公式アプリ

iOS

https://itunes.apple.com/jp/app/rijksmuseum/id621307961?mt=8

 

これでガイドツアーをしてくれる。

オーディオツアーで約90分。bluetoothと位置情報をオンにしておくと、割と正確な場所を把握してその絵画などの前で音声を鳴らしてくれるらしい。

これ、英語とオランダ語のみのサービスらしく、モードを日本語にしていたため気づかなかった模様。あー、しくじったな。

行動を制約されると思って、当日使わなかったんですよ。事前ないし事後にハイライトをみるためのものとしてしか思っていなかったので。ただ、再生だけならできるので、心の眼で会場を思い出しながら聞けば、なんとかなるかも?

もう一度行く機会はないだろうなあ、ちょっと悔しい。

 

CF: 公式アプリについて、公式の紹介(英語)

https://www.rijksmuseum.nl/en/multimediatours

交通の確認

アムステルダムチンチン電車ことトラムの街。トラムでRijksmuseumで降りるのが一番楽だと思う。

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トラム

が、実は私はトラムになっていない。タイミングが悪くて、おそらく一番お金の効率が良い1日乗車券を買うことができなかったから。例えばアムステルダム中央駅のGVBの自動券売機で買うのがいいみたい。トラムでも買えるみたいだけど、確か現金ダメだった気がする。

と言うのは言い訳で、晴れていたから、移動を徒歩でしていたからです。基本真っ平らなところなので、歩くのはかなりおすすめ。陽が落ちたらちょっと怖い場所もあるので、日中限定で。

こんな風景にも会えるしね

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運河沿いの家

参考: 

All the Rembrandts

www.rijksmuseum.nl

 

  

 

*1:普段の通常料金は17.5Euroだったようなので、ちょっとだけ値段が上がっているのかも